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スバルXV(2017年式・初期型)を7年乗ったオーナーが本音レビュー|燃費・四駆・維持のリアル

愛's MAGAZINE編集部

200万円をかけずに、四駆で雪道も安心。それでいて普段使いもきっちりこなせる——そんな一台を中古で探している方は、意外と多いはずです。今回はいつもと趣向を変えて、視聴者さんが実際に乗っている愛車をくに社長がレビューする新コーナー「あなたの愛車レビュー」の記念すべき第1弾。オーナーの中村さんが持ち込んでくださったのは、7年以上も大切に乗り続けてきたスバルXVです。売り物ではなく、日常を共にしてきた一台だからこそ見えてくる、リアルな魅力と正直な弱点。中古車のプロの目線と、7年間乗り続けたオーナーの生の声。その両方が聞ける貴重な一本を、じっくりご紹介します。

記念すべき第1弾は、7年連れ添ったスバルXV

愛's Countryの駐車場に停められた白いスバルXV初期型
記念すべき「あなたの愛車レビュー」第1弾は、中村さんの2017年式スバルXV(初期型)。

中村さんのXVは、2017年式の6月登録。フルモデルチェンジ直後の、いわゆる初期型です。心臓部はハイブリッドではないガソリン仕様。走行距離はおよそ4万8900kmで、「この車に乗ってからあまり遠出しなくなった」とのことから、年間6000kmほどというゆったりしたペースで距離を重ねてきました。

7年以上乗ってこの距離、そして何よりこの状態。ぱっと見ただけで、あちこちがピカピカに手入れされているのが伝わってきます。保管場所はマンションの立体駐車場、それも上から2段目。樹脂パーツまで艶やかで、社長も思わず「車に愛を感じる」とうなるほどでした。日ごろの洗車の賜物です。

気になる相場ですが、社長いわく2017年式なら今は150万円ほどが目安とのこと。四駆で程度のいい個体を、この価格帯で狙えるのはXVの大きな魅力です。「ゆくゆくはうちにも入ってくる」と、中古車屋の目線でも太鼓判を押していました。

足元で存在感を放つ、23年もののホイール

スバルXVに装着されたレイズ・ベルサスのゴールドホイール
白いボディに映えるゴールドのレイズ「ベルサス」。20年以上履き続けてきた相棒だ。

このXVでまず社長の目を引いたのが、足元のホイールでした。レイズの「ベルサス」です。しかもただ物ではなく、なんと22〜23年もの。中村さんが2代目レガシィワゴンに乗っていた頃から履き続け、その後のレガシィB4を経て、今このXVに収まっているというから驚きです。

ボルトの位置がたまたま合ったおかげで、長年の相棒をそのまま履かせられたそう。ゴールドのスポークは、白いボディによく映えます。本当は同じレイズの鍛造モデルが欲しかったけれど値が張るため、鋳造のベルサスを選んだとのこと。それでも「鋳造にしては軽い」と、社長も感心していました。

もう一つの外装の見どころが、オプションのルーフレール。付けるだけで、SUVらしさがぐっと増します。ただし全高は、付けると約1600mm、外せば1500mmを切るため、立体駐車場に入れるときは外す運用にしているそう。使い方に合わせた、実に現実的な工夫です。

オレンジのステッチと、抜かりのない装備

スバルXVのダッシュボードとカロッツェリアのナビ、上部のインフォメーションディスプレイ
上下2画面のダッシュボード。上部ディスプレイには燃費や外気温が表示される。

ドアを開けて目に飛び込んでくるのが、内装に効いたオレンジのステッチ。これは前モデルのXVのイメージカラーがオレンジだった名残で、シートやパネルにさりげなく差し込まれています。オプションではなく標準というから、なんともおしゃれです。

装備も一通り抜かりありません。ナビはカロッツェリア製。ドライブレコーダーは中村さんがDIYで装着したそうで、アイサイトのカメラの写りを邪魔しない位置に、きちんと逃がして付けてあります。この気配りは、車をよく分かっている人ならではです。

ダッシュボード上部のインフォメーションディスプレイには、燃費や外気温がすっきりと表示されます。社長も思わず「上の部分すごい」と声を上げていました。もちろんスバルの代名詞アイサイトも搭載。細かな装備の一つひとつに、オーナーの手入れとこだわりがにじんでいました。

正直なマイナス点も、包み隠さずお伝えします。氷点下になると、エンジンを切った瞬間にパワーウィンドウが動かなくなるのだそう。最近の車の多くは電源を切っても一度は開閉できるので、中村さんも「そこはスバルの若干のマイナスポイント」と苦笑い。とはいえ、7年乗って気になるのがそのくらい、というのはむしろ好印象でした。

ガソリンでこの数字。燃費のリアル

スバルXVの運転席でメーターに表示された平均燃費リッター8.6キロ
街乗りの平均燃費はリッター8.6km。愛車レビューならではの、飾らない実燃費だ。

正直にお伝えすると、街乗りの平均燃費はリッター8.6kmほど。ハイブリッドではないガソリンの2.0リッター四駆ですから、街中では10km/Lに届かないのが実情です。この飾らなさこそ、愛車レビューならではのリアルな数字と言えます。

ところが、長距離はまるで別の顔を見せます。アイサイトを使って夜間に時速90〜100kmで一定走行すると、なんと最高20km/Lを記録したそう。10月に東京から青森まで走った際も、いろいろ乗り回しての往復17〜18km/Lと大健闘でした。ガソリン仕様とは思えない伸びです。

街乗りで伸びないのは、東京都内でまっすぐな道を淡々と走る機会が少ないから。信号でのストップ&ゴーが多い都市部では、どうしても数字が伸びにくいものです。裏を返せば、高速や郊外を長く走る方なら、この四駆でも十分にお財布へ優しい一台になります。自分の使い方に当てはめて考えれば、燃費の見え方も変わってくるはずです。使い方次第で表情がガラリと変わる、正直な数字でした。

後席もラゲッジも、想像以上に使える

スバルXVの開いたリアゲートと広いラゲッジスペース
「広いね」と社長。床下も掘り込まれ、工具などをすっきり収納できる。

後席に乗り込んでまず感じるのが、開放感。社長も「CX-3より全然広い」と太鼓判で、膝まわりにもしっかりゆとりがあります。着座位置がやや高めに取られていて、後ろの席からでも前方が見渡せる。まるで映画館のような見晴らしの良さです。後ろの人も前方が見やすいように、あえて着座位置を高くしていると開発者から聞いた、という社長の解説にも納得でした。

ちなみに後席は、ふだん奥さまと娘さんが使うことが多いそう。娘さんはもう21歳と大きいので、大人がゆったり座れる広さは、家族での移動にそのまま効いてきます。後席まわりのスイッチが横長にレイアウトされているのも、細かいけれど気の利いたポイントでした。

ラゲッジも実用的。床下がしっかり掘り込まれ、工具などをすっきり収められます。トノカバーは引っ張って使うタイプで、社長いわく「一緒に持ち上がるタイプより、使うシーンが多くて便利」。日常での使い勝手を、よく考えた作りです。

感心したのが、インナーフェンダーの内側。フェルトのような消音材が張られ、走行音を抑えてくれます。未塗装の樹脂パーツも、経年で白ボケしにくいのがポイント。ただし落ち葉や砂はこびりつきやすく、中村さんは紅葉の山道を走った後、柔らかいブラシで時間をかけて丁寧に手入れしたそうです。手はかかるけれど、それも愛車ならではの付き合い方でしょう。

雪道で頼れる四駆と、青森までの相棒

スバルXVのセンターコンソールにある四駆のXモードスイッチ
センターコンソールには悪路向けの「Xモード」。赤ステッチの内装も精悍だ。

スバルといえば、やはり四駆。センターコンソールには悪路向けの「Xモード」が備わります。中村さんは一度だけ、雪のやぶにはまって動けなくなった際にこれを使い、見事に脱出できたそう。「これで出られなかったら諦めるしかなかった」と笑うほどの効き目でした。

スバルの四駆は世界的にも評価が高く、雪やぬかるみに強いのが持ち味です。海外の登坂テスト動画などでも引き合いに出されるほどで、その安定感には定評があります。スタッドレスと四駆の組み合わせなら、冬もぐっと心強くなります。この安心感こそ、中村さんがXVを手放せない理由の一つなのでしょう。

思い出も、この車にたっぷり詰まっています。青森の友人のもとへ、片道およそ700km、往復1700kmを年に一度は走破。娘さんがマニュアル免許を取ったのを機に、一度はMT車への乗り換えを検討し契約直前まで進んだものの、やっぱり手放すのが惜しくてやめたのだとか。一度も手放されずに今日この場所に立っている——それだけで、このXVがどれだけ愛されてきたかが伝わってきます。

乗りやすくて、選びやすい。中古XVという答え

実際に試乗した社長の第一声は、「シートのホールド感が程よい」。柔らかいけれど柔らかすぎず、座り疲れしにくい絶妙なバランスです。今は18インチの標準サイズから17インチのスタッドレスに履き替えていますが、それでも5万km近い走行とは思えないほどシャキッとしていました。シフトの節度感も、慣れれば安心感につながる程よさ。日ごろの手入れが、走りの気持ちよさにもしっかり表れています。

「スバル車は癖があって乗りづらい」というイメージを持つ方もいますが、このXVは驚くほどマイルドで乗りやすい。それでいて、スバルらしい四駆の安心感はしっかり残っている。社長も「結構ベストチョイスかもしれない」と、思わず本音をこぼしていました。

四駆の中古車は、どうしても選択肢が限られがちです。その点スバルはほとんどが四駆なので、条件で絞り込んでも愛車選びがしやすいのが強み。程度のいいXVを150万円前後で狙えるなら、これは十分に「買い」と言える一台でしょう。個性的なデザインと実用性を両立したいファミリーにも、雪国へ足を運ぶ機会が多い方にも、しっかり応えてくれます。

今回オーナーの中村さんは、半年ほど前からくに社長のチャンネルを見てきたファン。「動画でレビューさせてくれませんか」という呼びかけに、いち早く手を挙げてくださった一人です。愛車を店まで持ち込むのは、正直ちょっとハードルが高いもの。それでも、自分の相棒がこうして一本の動画に残るのは、なんとも嬉しい記念になります。

そして今回のように、あなたの愛車をくに社長がレビューする新コーナーも始まりました。「うちの相棒を動画に残したい」という方は、ぜひLINEからお気軽にご連絡ください。愛's Countryが、あなたの一台の魅力を一緒に掘り下げます。

気になる車のこと、まずはお気軽にご相談ください。

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