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ミニバンの鉄板。80系ヴォクシー ZS煌を社長が徹底レビュー【バックオーダー成約車】

愛's MAGAZINE編集部

「200万円を出さずに、家族みんながゆったり乗れるミニバンが欲しい」——そんなご希望から選ばれたのが、この80系ヴォクシー ZS煌(きらめき)でした。今回はお客様からの「バックオーダー」でお預かりした一台。社長が業者オークションから車を選び抜き、車検を取ってお客様のもとへお届けする、その一連の流れごとご紹介します。平成27年式・走行12万5千キロながら、思わず「これで12万キロ?」と声が出るほどの綺麗さ。この一台を選んだ理由から、装備の中身、気になる相場、そして社長の5段階評価まで、包み隠さずお見せします。中古のミニバン選びで迷っている方の、確かな道しるべになるはずです。

そもそも「バックオーダー」って?社長と一台を選ぶ仕組み

バックオーダーで探した黒いヴォクシーと社長
「80系ヴォクシー ZS煌の黒が欲しい」——お客様のご希望から始まったバックオーダー。

バックオーダーは、愛's Country が最近始めた仕組みです。お客様が「こういう車が欲しい」と伝えると、社長が業者オークションから一台を見立てて仕入れる——いわば、社長と一緒にクルマを選ぶサービスです。今回のお客様のご希望は、はっきりしていました。「80系ヴォクシーのZS煌、黒、予算は上限130万円」。ここまで条件が固まると、年式や走行距離も自然と絞られてきます。ふだんは業者オークションの落札パスをお見せして一緒に選ぶこともできますが、このお客様は「社長が選んでくれた車がいい」とのこと。そこで社長が程度の良い3台をピックアップし、その中からお客様が気に入った一台を落札しました。ただ手数料をもらって代行するだけの「オークション代行」とは、ここが決定的に違います。社長いわく、代行は車に責任を持てないからやらない。選んだ一台に最後まで責任を持つ——それがバックオーダーの姿勢です。

主役は80系ヴォクシー ZS煌 前期。12万5千キロでこの綺麗さ

黒い80系ヴォクシー ZS煌 前期の斜め前
平成27年(2015年式)のヴォクシー ZS煌 前期。走行12万5千キロとは思えない綺麗な黒。

選んだのは、平成27年(2015年式)のヴォクシー ZS煌、前期型です。ボディカラーはご希望どおりの黒。走行距離は12万5千キロと、数字だけ見れば多めに感じるかもしれません。ですが、この車はずっとディーラーで整備されてきた一台。内装の状態を見て、社長も「12万キロでこの綺麗さは、なかなかない」と太鼓判を押していました。ハンドルは本革巻きで、握った感触もくたびれていません。運転席まわりの内張りやシートも、年式を感じさせない状態でした。ちなみに「ZS」と「ZS煌」の違いは、昔はメッキパーツの有無くらいでしたが、今はヘッドライトやステアリングの素材まで差別化されているそう。ホイールのデザインは標準のZSと共通です。全高は1825mmで、後ろに停まっていたベルファイアと並べると、取り回しのしやすさは一目瞭然。80系にはノア・ヴォクシー・エスクァイアの3兄弟があり、「ノアより若々しくて好き」という視聴者の声もあるのだとか。

予算130万円・保証なし。この選び方が正解になる理由

このお客様は、あえて保証を付けませんでした。理由は明快で、交通の便が良い場所にお住まいで、そもそも走行距離をあまり伸ばさない使い方だから。距離を走らないなら、保証にお金をかけるより車両そのものに予算を回したほうが合理的、という判断です。中古車選びは「みんなが付けるから保証を付ける」ではなく、自分の使い方から逆算するのがコツ。走る人は保証を厚く、走らない人は車両重視、とメリハリをつけられるのがバックオーダーの強みです。ちなみにこのお客様は品川ナンバー管轄で、車庫証明が不要なエリア。愛's Country のある江戸川区南葛西からは距離的にも登録しやすい立地だったそうで、こうした細かな段取りまで社長が引き受けてくれます。

マルチビューカメラに9インチナビ。装備は"全部入り"

ヴォクシーの運転席と9インチナビ
ナビはディーラーオプションの9インチ。マルチビューカメラも備わる充実装備。

運転席まわりの装備が、また充実しています。まず目を引くのがマルチビューカメラ。ミラーの下やフロントにカメラが仕込まれていて、ボタン一つで車を真上から見たような映像が出ます。狭い駐車場や見通しの悪い交差点で、これは効きます。ナビはディーラーオプションの9インチ。画面が大きく、操作もしやすいサイズです。ドライブレコーダーは前後の2カメラ、両側パワースライドドアも、もちろん装備。社長が「必要なものは全部ついている」と言い切るとおり、後付けしようとすると数十万円かかる装備が、最初からひととおり揃っています。中古車の価値は、年式や距離だけでは測れません。こういう装備の充実こそ、実際の使い勝手を大きく左右します。

キャプテンシートと3列目。使い勝手のリアルなところ

ヴォクシーの2列目キャプテンシート
今回は2列目がキャプテンシート。前後左右にスライドし、使い方の幅が広い。

2列目はキャプテンシート、7人乗りの仕様です。前に紹介した8人乗りのベンチシートとは、キャラクターが少し違います。シートは布地で、左右にも前後にもスライド。真ん中を大きく空ければ後ろまでウォークスルーでき、使い方の幅が広いのが魅力です。ヴォクシーではベンチよりキャプテンシートのほうが人気だそう。一方で正直にお伝えすると、3列目はアルファードやベルファイアのような"しっかり座れる"感覚ではありません。社長の表現を借りれば「ちょこんと座る感じ」。とはいえ、必要なときに大人が乗れて、ふだんは畳んでおける——ミニバンの3列目は、そのくらいの割り切りがちょうどいいのかもしれません。

リアはエアコンのみ。知っておきたい"割り切りポイント"

もう一つ、正直に触れておきたいのがリアの空調です。80系ヴォクシーの後席は「風量調整のリアエアコン」。アルファードやベルファイアに付くリアヒーター(オートエアコン)とは違い、後席の温度を細かく管理する機能はありません。社長によれば、小さなお子さんがいるご家庭で「後ろが寒い」という声は一定数あるとのこと。ここは価格帯なりの割り切りどころです。もっとも、車内がそこまで広くないぶん、少し時間が経てば前席の空調でも十分に効いてきます。気になる方は、この一点だけ頭の片隅に置いておくと、後悔のない選び方ができます。エスティマなどでも上級グレードになると後席がオートエアコンになる、というように、リアの空調はクラスの差が出やすい部分です。

トランクは驚くほど広い。跳ね上げ収納も便利

ヴォクシーの広いラゲッジスペース
3列目を起こしたままでも、これだけ積めるトランク。思わず「こんなに?」と一言。

「これでこんなに?」——トランクを開けたときの、思わずの一言でした。3列目を起こしたままでも、荷物はしっかり積めます。さらに床下は横に跳ね上げる収納式。ベビーカーやゴルフバッグを立てて積めるなど、荷室のアレンジは自由自在です。子育て世代なら自転車やベビーカー、レジャーなら大きな荷物と、日常から週末まで守備範囲が広い。ミニバンを選ぶ最大の理由が"積める"ことだとすれば、ヴォクシーはその期待にきっちり応えてくれます。ちなみにリアのLEDは切れると部品ごと交換になり、意外と高くつくパーツ。ここはゴールド保証でカバーできるので、長く乗る予定なら保証を検討する価値があります。

走りは「ミニバンのど真ん中」。2リッターガソリンの実力

ヴォクシーを運転する社長
「乗りやすいよ、この車は」——まさにミニバンのど真ん中、という走り。

実際に走らせると、社長の第一声は「乗りやすいよ、この車は」。まさにミニバンのど真ん中、という表現がしっくりきます。特に感心したのが三角窓の大きさ。左折のときに歩行者や自転車がよく見えて、視界の良さはそのまま安全につながります。エンジンは2リッターのガソリンで152馬力、燃料はレギュラー仕様。街乗りなら必要十分で、社長も「これ以上を求めなければ、もうこれで十分」と太鼓判。ただし高速で長距離を、となると少し物足りなさは出るかもしれません。ちなみに乗り出しでもたつくと思ったら、エコモードが効いていただけ。解除すれば加速の印象はガラッと変わります。この2リッターエンジンは多くのトヨタ車に長く使われてきた実績があり、視聴者からも「加速にストレスがなく、20万キロは走る」という声が寄せられるほど。頑丈さには定評があります。実燃費はリッター10キロちょい。ミニバンとしては正直で、堅実な数字です。

セレナ・ステップワゴンと迷ったら。相場と選び方

この価格帯でヴォクシーを検討する人の多くは、日産セレナやホンダ・ステップワゴンとも迷います。同じ年式で並べると、セレナはC26前期、ステップワゴンはRK後期あたり。社長いわく、トヨタのミニバンはとにかくトラブルが少なく、安心して勧められるとのこと。一例として、下取りで入ってきた25セレナは14万キロ走ってもトラブルが少なく、壊れたのはブレーキスイッチとイグニッションコイル程度だったそう。一方で26のハイブリッドはバッテリーが2つ載る構造もあってか、少し気を遣うのだとか。相場はヴォクシーがセレナより10〜20万円ほど高めですが、その差額でゴールド保証を付けておけば、結果的に安心を買える、という考え方もできます。ステップワゴンなら1.5リッターターボが低回転からキビキビ走って好印象、という話も出ましたが、130万円の予算だとワクワクゲート付きはまだ手が届きにくいのが実情です。ハイブリッド仕様なら実燃費は15キロ前後まで伸びますが、車両価格はプラス30万円ほど。距離を走る人ならハイブリッド、そうでなければガソリンで十分、と使い方次第です。ノア・ヴォクシー・エスクァイアの3兄弟は価格もほぼ横並び。中古車は同じ個体が二つとないので、最後は「これだ」と思える一台を選ぶのが正解です。

後付け装備もローンに組み込める。納車時には全部ついた状態で

デジタルミラーに後方カメラ、ドライブレコーダー——最近はこの組み合わせを付けるお客様が本当に多いそうです。うれしいのは、こうした後付けの装備や、ボディコーティング、断熱フィルムといった付属品を、車両代と一緒にローンへ組み込めること。手元の負担を抑えつつ、納車のときにはもう全部ついた状態で乗り出せます。ちなみにミニバンは標準のフィルムが薄いので、追加で5%の濃いフィルムを貼る方も多いとか。外からはほとんど見えず、中からは普通に見える濃さで、夏の強い日差し対策になります。部品を持ち込んでの取り付けにも、店で手配しての取り付けにも対応してくれるので、あれこれ自分で段取りする手間がありません。「乗るときにはもう完成している」——この楽さは、地味ですが大きな魅力です。

社長の5段階評価は15.5点。高水準なファミリーカー

運転席で5段階評価を語る社長
エンディングは恒例の4項目・5段階評価。合計15.5点という高水準の結果に。

恒例の5段階評価、今回の結果はこうなりました。デザイン・個性が4.0点走り・乗り味が3.5点、装備・使い勝手が4.0点、維持のしやすさが4.0点。合計15.5点という、高水準なスコアです。走りが3.5点なのは「街乗りなら4点だけど、高速はやや辛い」という正直な内訳。維持のしやすさが4点なのは、2リッターの自動車税39,500円、レギュラー仕様、リッター10キロの燃費、そして壊れにくさという堅実さゆえ。社長の言葉を借りれば「ファミリーに向けて、理想的に作った車」。突出した項目こそありませんが、どの評価も高い水準でまとまっているのが、このヴォクシーらしさです。派手さはなくても、毎日の送り迎えから家族のお出かけまで、気負わず使える——そんな一台です。

こんな家族にこそ、おすすめしたい

このヴォクシーがぴったりくるのは、やはり子育て世代のファミリーです。もっと豪華さや広さを求めるなら、アルファードやベルファイア、エルグランドという選択肢もあります。逆に「ここまで大きくなくていい」ならシエンタも候補。そのちょうど真ん中で、価格・サイズ・使い勝手のバランスが取れているのが、この80系ヴォクシーです。今回のように、ご予算とご希望を伺って一台を仕立てていく——それが愛's Country のバックオーダーです。「こういう車が欲しい」というイメージだけでも構いません。あなたのご家族にちょうどいい一台を、社長が一緒に探します。気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。

気になる車のこと、まずはお気軽にご相談ください。

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