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170万円台で買える最強3列SUV、マツダCX-8を徹底レビュー
「新車の半分ほどの値段で、家族みんながゆったり乗れる3列SUVがほしい」——そんな欲張りな願いに、真正面から応えてくれる一台がありました。今回くに社長が仕入れてきたのは、マツダCX-8。それもただのCX-8ではなく、本革シートやボーズサウンドまで備えた最上級グレードです。それでいてお値段は総額172万円。新車なら約419万円する一台が、なぜここまで手頃になるのか。3列目の座り心地から荷室の広さ、ディーゼルならではの走りまで、社長と一緒に隅々までチェックした様子を、包み隠さずご紹介します。大きめのSUVを中古で探している方や、ミニバンとSUVで迷っている方には、きっと参考になるはずです。
今回の主役はマツダCX-8。平成29年式・ディーゼルの最上級

まずは素性から見ていきましょう。今回の一台は平成29年(2017年式)のマツダCX-8です。CX-8はもともとディーゼルしか設定がなく、この車も2.2リッターのクリーンディーゼルを積んでいます。グレードは最上級の「Lパッケージ」。ベースのプロアクティブ、そのさらに上に位置する一台で、内装には焦げ茶色の本革シートがおごられています。「黒じゃないブラウンのシートがかっこいい」と、社長も一目でお気に入りの様子でした。
走行距離はおよそ12万7000km。数字だけ見ると多く感じるかもしれませんが、ディーゼルは長距離に強いエンジンで、この距離でもへたりは感じさせません。車検は12月まで残っており、気になるお値段は総額172万円。しかもこの金額には、3年間のエンジン・ミッション保証、ディーゼルで心配なDPFの保証、そして自動車税まで含まれています。ちなみに新車時の価格はおよそ419万円。つまり新車の半分以下という計算です。撮影の日は、CX-3・CX-5・CX-8が偶然そろって並んでいて、その中でいちばん大きく堂々としていたのが、このCX-8でした。ボディサイズは確かに立派ですが、そのぶん室内の余裕につながっているのは、後ほどご紹介するとおりです。
ボーズに本革シート、装備はほぼ「全部入り」

Lパッケージの魅力は、なんといっても装備の充実ぶりです。臨場感たっぷりのボーズサウンドに、車両を上から見渡せるマルチビューモニター、高速で頼れるレーダークルーズコントロール、マツダコネクト、前後席のシートヒーター。さらにステアリングヒーター、アイドリングストップ、パワーバックドア、ヘッドアップディスプレイまで、思いつく装備はほぼ揃っています。「要所要所のメッキが効いていて、高級感がすごい」と社長。マツダが近年こだわっている上質さが、内外装のあちこちから伝わってきます。
おもしろいのは、同じCX系でもひとつ前の年式とは質感がはっきり違う点です。スカイアクティブが登場した平成24〜25年頃のモデルと比べると、この年式は年次改良を重ねているぶん、内装の手触りや操作感の作り込みが一段上がっています。運転席まわりのスイッチひとつ、パネルの合わせ目ひとつを取っても、「ちょっといい車」と感じさせる仕上がりです。この装備内容と質感で総額172万円と考えると、なかなか値打ちのある一台だと言えます。
2列目は独立キャプテンシート。座り心地は高級ソファ級

このグレードは3列シートの6人乗り。2列目は左右が独立したキャプテンシートで、社長いわく「ちょっといい車の匂いがする」つくりです。12万km走った個体とは思えないほど内装はきれいで、クッションは分厚く、座り心地は高級なソファのよう。後席にもシートヒーターとオートエアコンが備わり、リクライニングや日除けのサイドシェード、小物入れまで付いています。ひじ掛けを介して左右が独立しているので、後ろに乗る人それぞれが、自分のペースでゆったりくつろげます。まるで社長椅子のような包まれ感で、小さなお子さんも座りやすいはず。後席の人を退屈させない気配りが、ファミリーには嬉しいところです。
問題の3列目は、意外にも「乗れる3列」だった

3列SUVで誰もが気にするのが、3列目の広さでしょう。実際に社長が座ってみると、開口一番「意外に座れる」。お尻を一番後ろまで下げても、膝前には拳一個半ほどの余裕があり、頭も天井にはつきません。「30分から1時間くらいなら、全然座っていられる」とのことで、かつて社長が乗っていたミニバン「ビアンテ」の3列目と変わらない印象だそう。大人でもこの余裕ですから、お子さんなら余裕たっぷりです。3列目にもシガーソケットが備わり、乗り込むときはシートを軽く前に倒すだけと、操作もシンプル。もちろん普段は2列で広々使い、人数が増えたときだけ3列目を起こす、という使い方が現実的です。それでも、いざというときに大人がしっかり座れる「乗れる3列」であることは、7人乗車も視野に入るファミリーにとって大きな安心材料になります。週末のレジャーや、祖父母を乗せてのお出かけにも、余裕を持って対応できる一台です。
荷室はランクル級の広さ、駆動はうれしい四駆

3列目を床下に畳めば、荷室はぐっと広がります。社長も思わず「めっちゃ広い、ランクルより広いかも」と声を上げるほど。天井近くまで四角く使える空間で、自転車もベビーカーもすっぽり収まります。ラゲッジフックやパンク修理キット、ドライブレコーダーやレーダー探知機の配線を隠す収納スペースまで備わり、実用面もぬかりありません。荷物が少ないときはトノカバーで目隠しでき、後方の視界もすっきり。そしてこの個体、駆動方式は四駆。CX-8には2駆と4駆がありますが、雪道や悪路での安心を考えると、四駆はうれしい装備です。「こういうのが付いていると嬉しいよね」と、社長も納得の様子でした。テールランプの流れるウインカーも、さりげなく所有欲を満たしてくれます。
走ってわかる、ディーゼルのトルクとこの燃費

実際に走らせてみると、良さはさらに際立ちます。低速からしっかり効くトルクは、まさにディーゼルならでは。「12万km走っているとは思えない」ほど力強く、それでいてディーゼルなのにしっとり静か。ガタガタとした不快な振動もなく、スカイアクティブ世代らしい洗練を感じさせます。シートの座り心地も良く、長距離でも疲れにくそうな一台です。
そして驚くのは燃費です。この大きな車体でカタログ上13.1km/L、実燃費でもリッター13km前後は十分に狙えるといいます。「この図体でこの燃費は、ほぼハイブリッド並み」と社長も太鼓判。しかも軽油はレギュラーガソリンより単価が安く、最近は両者の価格差も以前ほど気にならなくなってきました。パワーと経済性を両立できるのが、ディーゼルの大きな強みです。唯一気になる故障のリスクについても、この車には3年間の保証が付いているので、万一のときも安心して任せられます。
レクサスNX・RXと同じ価格帯。それでも「買い」と言える理由
最後に社長が指摘したのは、価格帯の話です。この172万円という値段は、じつは人気のレクサスNXやRXとほぼ同じ。ただし、こちらのほうが車体は圧倒的に大きく、質感も引けを取りません。「カモメのマークか、Lのマークか」——エンブレムのブランドに強くこだわらない方なら、CX-8はとても賢い選択になります。新車価格が高騰する今、装備も走りも一級品の一台が新車の半分の値段で手に入り、しかも最近の車は10万km台でもそう簡単には壊れません。大きめの3列SUVを、現実的な予算でしっかり選びたい——そんな方にこそ、このCX-8は自信を持っておすすめできる一台です。
愛’s Countryでは、こうした一台をただ並べて売るのではなく、社長が自ら乗り込み、細部までチェックした上でご紹介しています。動画やこのサイトをきっかけに、最近は「あの車まだありますか」というお問い合わせも増えてきました。気になった方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。ご予算やお使い方をじっくりうかがいながら、あなたのご家族にちょうどいい一台を、一緒にお探しします。