MEDIA / くに社長のYouTube
総額79万円・約8万7千キロ。プロが選ぶホンダ ステップワゴン スパーダ(RK5)の実力
「見た目もかっこよくて、値段もちょうどいい。家族で使えるミニバンがほしい」——そんな方に、ぜひ一度知ってほしい一台があります。あんまり紹介してこなかった、というホンダ・ステップワゴン スパーダ(RK5型)です。今回はくに社長が仕入れたばかりの実車を前に、選んだ理由から総額の内訳、そして「知らずに買うと後で困るポイント」まで、包み隠さず語ってくれました。中古車は、見た目や値段だけで選ぶと思わぬ落とし穴があります。プロが何を見て、どこにお金をかけているのか。これから中古ミニバンを探す方の、確かな道しるべになるはずです。
2012年式・約8万7千キロ。RK5ステップワゴン スパーダの素性

今回の主役は、RK5型のステップワゴン スパーダ。年式は2012年(平成24年)の前期にあたります。ボディカラーは黒。ただ、ただの黒ではありません。「ブラックアメジスト」系の、紫がかった深い黒で、明るいところではほんのり紫に見える、という上品な色合いです。真っ黒すぎない黒を好む方には、たまらない一台でしょう。
走行距離は約8万7千キロ(メーターは86,823km)。7年落ちほどのミニバンとしては、まだまだこれから乗れる距離です。社長いわく「ちょうど乗りやすい走行距離」。距離を重ねすぎておらず、かといって割高でもない——この絶妙な線を見極めるのが、目利きの仕事です。
気になる総額は79万円。車検2年+3年保証まで込み

まず驚くのが値段です。乗り出し価格で、車検2年付き、さらにエンジン・ミッションの3年保証まで付けて総額79万円。国岡さんも思わず「お、安い」とこぼしたほど。しかもこの79万円には、後述する手厚い保証がまるっと含まれています。
足まわりも抜かりありません。ホイールは社外品で、タイヤはダンロップのエナセーブ、それも2024年製の新しいものが入っていました。「こういうのも、何気に買うといい値段する」と社長。タイヤが新しいだけで、納車後の出費がぐっと減るので、これは地味にうれしいポイントです。ちなみに、なぜかフロアマットだけは欠品、というご愛嬌もありました。
正直に言います。RK型の「弱点」はここ

ここからが、このお店らしいところです。社長は良いところだけでなく、弱点もはっきり口にします。RK型のステップワゴンで気をつけたいのが、まずミッションのトラブル。「たまにゴンとシフトショックが出る」個体があり、RK型ではちょこちょこ耳にする症状なのだそうです。
もう一つがドアミラーが閉じなくなる持病。ステップワゴンやフィットなど、この年代のホンダ車に多いのだとか。ミラーの内部にあるプラスチックのギアが割れて、「カラカラカラ」と音を立てて動かなくなる——下手をすると左右とも壊れることもあるといいます。こうした「普通の人は想像もしない」トラブルを、あえて先に伝える。ここに社長の姿勢が表れています。
グレードは上位の「Z」。装備の中身は充実

弱点を挙げましたが、装備はしっかりしています。この個体は上位グレードの「Z」。ベーシックなSグレードとは違い、スマートキー、パドルシフト、両側パワースライドドアまで備わります。純正ナビも付いており、ステアリングまわりもきれいな状態でした。
唯一、マルチビューカメラは非装着のグレードになります。とはいえ、日常で使うぶんには不足のない内容。むしろ約8万7千キロでこの装備がそろって79万円と考えると、コストパフォーマンスの高さがよく分かります。
後席の座り心地は?アルファードと正直に比べてみた
ここでも社長は正直です。直前に撮影していたアルファード/ヴェルファイア(アルベル)と後席を比べると、「椅子のふかふか感、しっかり感は全然違う」とのこと。座り心地そのものは、やはりラージサイズのアルベルに軍配が上がります。3列目は背もたれがやや立ち気味で、「長距離の高速だと、少ししんどいかもしれない」と率直な感想も。
ただ、ここに中古車選びの面白さがあります。アルファードなら100万円、こちらは約80万円。その差はおよそ20万円台。座り心地を取るか、価格と取り回しを取るか——「上のグレードを買いたくなる」気持ちと、現実の予算。社長いわく、中古車は値段の差がキュッと縮まるからこそ、用途をしっかり考えたほうがいい。小さなお子さんがいて、街乗り中心なら、答えはおのずと見えてきます。
最大の武器は「床下収納」。荷室に住める広さ

社長が「勝手に最大のセールスポイントだと思っている」のが、3列目シートが床下にすっぽり収まる機構です。実際にワンタッチで畳んでみせると、あまりの広さに国岡さんも「これはすごい」を連発。「引っ越せますね」「住めますね」と笑いが起きるほどの、フラットで巨大な荷室が出現します。
この使い勝手は、実はアルファードやヴェルファイアにはない強みです。あちらは「人が座るための椅子」がしっかり作られているぶん、シートが大きく、荷室として使うには不向き。キャンプや、道具を積む職人さんの相棒、トランポ的な使い方なら、ステップワゴンのほうが断然しやすい。実際に職人のお客様からも「ここの幅がすごく使えていい」と好評だそうです。
走りは「軽い」。見晴らしのよさは女性にもうれしい

実際に走らせてみると、第一声は「車、軽いね」。ハンドル操作も全体的に楽で、運転がしやすい一台です。エンジンは2リッターのCVT。アルファード級とは車幅が「10センチくらいしか変わらない」そうですが、それでも取り回しの軽さははっきり違うといいます。
そしてガラス面積が広く、見晴らしがとても良いのも美点。「普通に女性の方でも運転しやすいと思う」との評価でした。ショッピングモールの狭い駐車場でも気負わず扱える。この気軽さは、毎日の送り迎えに効いてきます。ちなみにアルファード級だと同条件で100万円ほど。その差、およそ25万円をどう見るかは、まさに用途次第です。
3年保証という「お守り」。数字が語る安心
この車にエンジン・ミッションの3年保証が標準で付く理由は、先に挙げた弱点にあります。社長が「独断ででも保証を付ける車」の一つがRK型なのです。ちなみにこの3年保証、15年落ちまでしか入れられないもの。だからこそ「入れられる車は入れておいたほうがいい」というわけです。
説得力があるのは、実際の事例です。あるお客様は、社長にすすめられて渋々3年保証を付けたところ、わずか1年3ヶ月でミッションが破損。修理代はおよそ40万円でしたが、保証のおかげで負担はゼロで済みました。逆に、別のお客様はオデッセイに1年保証だけで乗り、1年4ヶ月でセルモーターが故障。こちらは4万円ほどの出費に。「3年保証を付けていれば、この4万円もゼロだった」——保証の価値が、数字でくっきり見えるお話です。
「どうせ1年2年しか乗らないから」と言う方に限って、実際は5年、7年と長く乗る。だからこそ保証は効いてきます。さらに希望に応じてエアコン、ウォーターポンプ、オルタネーター、ドアミラーまでカバーする拡大保証も選べます。今は問題なく動いている部分も、まとめて備えておけるわけです。家電の延長保証と同じで、付けないときに限って壊れる——社長も「買う側なら本当に悩む」と本音をこぼしていました。中古車は、巡り合わせで壊れることもある。だからこそ、事前に知っておくことと、保証という備えが効いてくるのです。
このステップワゴンは、こんな人にこそ
「70万、80万という大金をはたいて買うのだから、なるべく納得して買ってほしい」。社長のこの一言に、お店の考え方がすべて詰まっています。弱点も、保証の理由も、正直に伝えたうえで送り出す。だから安心して長く乗れるのです。
広大な荷室と扱いやすいサイズ、そして手厚い3年保証。キャンプや積載を楽しみたい方、小さなお子さんのいるファミリーには、まさにうってつけの一台です。ラージサイズミニバンと価格差が縮まる今だからこそ、あえて選ぶ価値がある。約8万7千キロ・総額79万円のこのステップワゴン スパーダ、気になった方はぜひ一度、愛's Country までご相談ください。あなたの使い方にちょうどいい一台を、一緒に見つけます。