MEDIA / くに社長のYouTube

燃費リッター5kmでも手放せない。三菱デリカスペースギア アクティブフィールドという趣味の一台

愛's MAGAZINE編集部

「燃費はリッター5km。それでも、なぜか手放したくない——。」そんな不思議な魅力を持つ一台が、今回の主役です。三菱デリカスペースギア、アクティブフィールドエディション。最近ではめっきり見かけなくなった、平成17年(2005年)式のクロスカントリー系ミニバンです。もともとは小山の常連のお客様が大切に乗っていた一台で、以前エルグランドの下取りで入庫し、今回はアウトランダーへの乗り換えにあわせて、再びうちに巡ってきました。このチャンネルのテーマは「100万円でも我慢じゃない、コスパ最強の車選び」。正直、燃費の数字だけを見れば、今の時代には時代遅れかもしれません。ですが、実際に目の前で見て、社長が乗り込んで走らせてみると、「なるほど、これは手放せないな」と誰もが納得してしまう。そんな一台を、良いところも気になるところも包み隠さずご紹介します。

最近見かけない、三菱デリカスペースギアという選択

黒い三菱デリカスペースギアのフロントを案内する社長
オーバーフェンダーで押し出しの強い、三菱デリカスペースギア アクティブフィールドエディション。

デリカスペースギアは、現行のデリカD5の前身にあたる、由緒あるモデルです。今回入庫した個体は平成17年式ですから、長く売られたスペースギアの中でも比較的新しめの年式にあたります。ボディカラーは締まった黒。20年落ちとは思えないほど外装のコンディションが良く、ヘッドライトのくすみもほとんどありません。前のオーナーがどれだけ大切に、丁寧に乗ってきたかが、ひと目で伝わってきます。グレードはアクティブフィールドエディション。三菱ならではの、アウトドアに全振りした無骨な雰囲気が車体全体からにじみ出る、趣味性の高い特別仕様です。「この時代の三菱って、なんだかすごくかっこいいんだよね」——ふだんは冷静な社長も、思わずそう漏らしていました。派手さではなく、道具としての本気度で選ばれてきた一台です。

前のオーナーは、以前はアメ車にも乗っていたという、なかなかのこだわり派。その方がこのスペースギアを選び、そして今回はアウトランダーへと乗り換えていきました。そうした一台一台の物語ごと、うちにやってくるのが下取り車の面白いところです。誰かが心から気に入って乗り続けた車は、やはりどこか状態に表れます。この個体も、まさにそのタイプでした。

ガラス製ヘッドライトにオーバーフェンダー。時代を感じる外装

デリカスペースギアのガラス製ヘッドライト
この年代ならではのガラス製ヘッドライト。経年でも曇りにくいのが利点だ。

まず目を引くのが、堂々とした外装まわりです。前後にはオーバーフェンダーが装着され、足まわりはリフトアップ済み。タイヤも一回り大きなサイズが組まれ、押し出しの強い佇まいに仕上がっています。そして面白いのがヘッドライト。今の車はほとんどが樹脂製ですが、この年代はガラス製のヘッドライトが使われていて、経年でも黄ばみや曇りが出にくいのが大きな利点です。「昔の車はガラスのライトが多かったんだよ。R32スカイラインのタイプMも、確かガラスだった」と社長。割れてしまったときの部品確保だけは気がかりですが、あの澄んだ輝きは、やはり最近の車では出せない味わいがあります。ひとつ正直にお伝えすると、オーバーフェンダーの分だけボディが張り出しているため、スライドドアを大きく開けると角が軽く当たり、小さな傷が付いていました。この年式ならではの使い込まれた勲章として、ありのままお伝えしておきます。

エンジンが前に出ていないから、とにかく中が広い

デリカスペースギアの広い室内
エンジンが前に張り出さない構造ゆえの、圧倒的な室内空間。

スペースギア最大の魅力は、なんといっても圧倒的な室内の広さです。昔のミニバンは、フロントに大きくエンジンが張り出す設計ではないため、そのぶんキャビンをめいっぱい広く取ることができました。同世代のグランビアやハイエースと共通する、正しい意味での「箱」の思想です。今の車は衝突安全の要件から、フロントにエンジンを積むことが前提になっていますが、この時代はまったく考え方が違いました。しかもセカンドシートは、なんと横向きにも回転します。「新幹線みたいに向かい合わせで座れるんだよ」と社長も驚くほど、シートアレンジは自由自在。後ろではコの字に囲んで座ることもできます。リアにはヒーターまで完備され、はね上げ式の補助席も備わっていて、7人でも8人でも余裕でこなせる空間が広がっています。床が一段、二段、三段と高いぶん、目線もぐっと高く、乗り込むときは思わず「よっこいしょ」の一言。そのおおらかさも含めて、この車の愛すべき個性です。

ちなみに社長が「電源が入るかな」と試した後席モニターは、残念ながら通電せず。ここは正直に「おまけ程度」とお考えください。とはいえ、それを差し引いても、この広さと使い勝手の良さは十分すぎるほどです。天井が高く、大人がかがまずに動ける室内は、車中泊やアウトドアの現場でも大きな武器になってくれます。

4WDは切り替え式の公認車。雪道もアウトドアも気にしない

デリカスペースギアのコラムシフトを操作する様子
ハンドル脇から生えるコラムシフト。4速オートマならではの操作系だ。

駆動方式はパートタイム式の4WD。2WDと4WDを手動で切り替えられる構造で、しかもきちんと構造変更の公認を取得済みです。ミッションは4速オートマ。シフトレバーは、今ではすっかり珍しくなったコラムシフトで、ハンドルの脇から生えるレバーを操作します。オーバードライブのオン・オフスイッチも独立して付いていて、操作系のひとつひとつに、良い意味での古さと味わいが宿っています。運転席まわりには、昔ながらの純正ナビにバックカメラ、そして最近ではまず見かけないリアアンダーミラーまで装備。これらは前のオーナーがコツコツと手を入れてきた痕跡で、先ほどにはドライブレコーダーも新たに取り付けました。スキーや林道ツアー、キャンプといったアウトドアの相棒として、遊びの道具にとことん使い倒せる——そんな頼もしさが、この一台には確かにあります。

走ってみて分かる、足まわりのしっかり感(燃費リッター5の正直な話)

実際に社長がハンドルを握って走らせてみると、その印象はいい意味で裏切られます。あれだけ目線が高いのに、足まわりは思いのほかしっかりしていて、カーブでの食いつきも上々。リフトアップ車にありがちなふらつきや不安定さは、ほとんど感じられませんでした。大径タイヤを履いているわりに、ロードノイズも意外なほど静かです。もちろん、弱点もはっきりしています。燃費はおよそリッター5km。数字だけを取り出せば、今の時代にはなかなか厳しい部類でしょう。ですが社長いわく「趣味に全振りした車なんだから、これはこれでいいんだよ」。スキーやキャンプで荷物をたっぷり積み込み、雪道や悪路を物ともせず走るなら、この広さと存在感は何物にも代えがたい価値になります。燃費で選ぶ車ではなく、好きだから乗る車。そう割り切れる人にとっては、たまらない魅力を放つ一台です。

乗り込むと、この年代の車に共通する、どこか懐かしい車内の香りに包まれます。旧車ならではの空気感が、走り出す前から気分を高めてくれるのです。コラムシフトを操作しながらのんびり流していると、まるで小さな旅に出たような、独特のゆったりとした時間が流れていきます。実用一辺倒ではない、この味わいこそが、スペースギアという車の醍醐味なのだと思います。

気になる総額は、車検2年付けて103万円

走行距離142,000kmを示すメーターと運転席
走行距離は14万2000km。車検2年・税金込みで総額103万円。

気になる中身に、いよいよ触れていきましょう。走行距離は14万2000km。距離はしっかり伸びていますが、それはこの車が長く現役で、きちんと使われ続けてきた何よりの証でもあります。そして肝心のお値段は、車検を2年取得し、税金関係もすべて含めた総額で103万円。オーバーフェンダーにリフトアップ、そして4WDの構造変更公認まで取られた、この仕上がりの一台と考えれば、十分に納得のいく価格だと思います。ひとつだけご注意いただきたい点があります。年式的に、保証はお付けすることができません。なにしろ20年落ちの車ですから、そこだけはあらかじめご理解いただいたうえで、この個性を丸ごと可愛がってくださる方に、ぜひお譲りしたい一台です。

こんな人にこそ、乗ってほしい

最後に、このデリカスペースギアがぴたりとハマるのは、どんな人でしょうか。ずばり、燃費よりも個性で車を選びたい人です。大きな車が好き、人とはできるだけ被りたくない、スキーやアウトドアを思いきり楽しみたい——そんな方には、これ以上ないほど頼れる相棒になってくれます。今回、あえて社長自身がハンドルを握ってレビューしているのには、はっきりとした理由があります。自分で走らせれば、異音の有無や乗り味、車の状態がリアルに分かるから。だからこそ、皆さんにも安心して選んでいただけると考えています。「最近見かけないよね」と言われるような一台こそ、探している人にとっては、たまらなくうれしい出会いになるもの。気になった方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。この唯一無二の個性、きっと気に入っていただけるはずです。

気になる車のこと、まずはお気軽にご相談ください。

BACK ORDER

あなたの
デリカスペースギア
探します!

まずは相談から
愛's Countryの
車選び相談

こんなお悩み、ありませんか?

  • 在庫に欲しい車種が無い…
  • 予算内で良い個体に出会えるか不安…
  • そもそも自分に合う車が分からない…

愛's Countryにお任せください!

全国の業者オークションから、社長と一緒に探します。プロの目利きで車種ごとのリスクを事前にチェック。予算超えは一切ありません

流れはたったの 5ステップ

  1. 01相談
  2. 02探す
  3. 03予算決定
  4. 04落札
  5. 05納車

どんな車?予算はいくら?など…
条件固めから納車まで一貫サポート!
ピッタリの一台を一緒に探し、ご予算以内でお届けするサービスです。

くに社長 くに社長
どんな内容でもお気軽にご相談ください!
ピッタリの一台を考えるところから始めましょう!
在庫にない車も! 社長が予算内で厳選あなただけの車を
全国から見つけます
車種・ご予算が未定でも大丈夫何でもお聞きください!
LINEで質問する