MEDIA / くに社長のYouTube
話題のコメリ「クルーザード」でヘッドライトの黄ばみは本当に落ちる?中古車のプロがノーカット検証
「0.1秒で激落ち」——そんな刺激的な売り文句で、いまYouTubeを中心に話題沸騰中なのが、コメリの黄ばみ取り「クルーザード」です。今回はこの商品を、視聴者さんからの差し入れで手に入れたくに社長が、一切カットなしのノーカットでガチ検証します。ヘッドライトの黄ばみは、本当に一瞬で復活するのか。塗るだけで新品同様になるという噂は本物なのか。中古車のプロが、忖度なしの本音で確かめました。先に結論をお伝えすると、「効くけれど、それだけでは足りない」。その理由を、実際の作業を追いながら順番にご紹介します。ヘッドライトのくすみや黄ばみは、車の印象をぐっと老けさせてしまう部分。だからこそ、正しい直し方を知っておくと、愛車の見た目は驚くほど若返ります。市販品に頼るべきか、それともプロに任せるべきか——その判断材料にもなるはずです。
きっかけは視聴者さんからの差し入れだった
そもそもの発端は、あるお客様からの差し入れでした。「社長、これすごいんですよ」と手渡されたものの、社長は一度も使わないまま、店の片隅にポイっと置きっぱなし。ところが先日のオフ会で「え、それ持ってるんですか!?」と話題になり、「じゃあ、せっかくだから使ってみるか」と検証が決まったのです。このクルーザード、じつは店頭ではほぼ品切れで予約待ちが続くほどの人気商品。ネット上でも「コメリ急げ」と拡散されるほどのバズりぶりでした。いただいたものを寝かせておくのはもったいない——そんな軽いノリから、今回の企画はスタートしました。
検証台は16万km走行の台車。黄ばみの正体は「紫外線」
検証に使ったのは、お客様からほぼ買い取ったばかりの一台。車検が残っているため、これから店の台車として活躍する予定の車です。走行距離は、なんと16万km。ヘッドライトの表面はところどころ塗装が剥げ、全体が白っぽく曇っていました。「この辺が剥げてるってことは、やっぱり紫外線を結構受けてるってことなんですよ」と社長。ヘッドライトの黄ばみやくすみは、長年浴び続けた紫外線ダメージが主な原因です。ちなみに東京23区にある店舗は水道が引けないため、ホースは使えず、水タンクを使ったアナログな作業。「台車だから、そこらへんは緩くね」と、飾らない現場のリアルそのままにスタートしました。ちなみにこの車、もとはお店の常連さんが乗っていたホンダ車。「元のオーナーさんも見てくれてるはず」と、社長も少し照れ笑い。だからこそ、包み隠さず本音で検証していきます。
まずはクルーザードを塗ってみる。中身は「激落ちくん」系?

商品を手に取った社長が、まず気にしたのは中身の正体でした。「アルカリ系なのかな? ほら、アルカリ性って書いてあるね」。調べてみると、どうやら「水ピカ」や「激落ちくん」の水と同じ系統の、アルカリ性の洗浄成分のようです。つまり、ゴシゴシ削るのではなく、化学の力で黄ばみを浮かせて落とすタイプ。使い方はいたってシンプルで、ヘッドライトに塗って、少し置いてから流すだけです。研磨せずに黄ばみが取れるという手軽さが、この手の商品の最大の売り。「新しいフリードだって、最初はみんなこんなに綺麗なんだよね」——どんな車も年数が経てば必ず劣化する部分だからこそ、手軽に戻せるなら魅力的です。さっそく、実際に塗っていきます。
「泡が黄色い!」水拭き一発で黄ばみがみるみる落ちる

塗った瞬間、社長から驚きの声が上がりました。「おー、すごいね。泡が黄色い!」。ヘッドライトに乗せた泡が、みるみるうちに黄色く染まっていきます。これこそ、こびりついた黄ばみが浮いて溶け出している証拠。本来はしっかり水で流す必要がありますが、そこは台車なので軽めに済ませます。拭き取ってみると——「え、もう結構落ちてない?」「本当だ」。塗って拭くだけの、たったこれだけの作業で、目に見えて黄ばみが薄くなりました。乾いた後に左右を見比べると、施工した側は明らかに白くクリア。「最初はすごい黄色かったもんね」と、社長も手応えを感じている様子。ここまでの手軽さは、正直かなりのもの。話題になるのも納得の実力でした。
次はコンパウンドで磨く。粗め→極細の2段階

ここで社長が取り出したのが、2種類のコンパウンドです。「粗めと極細、2つやってみようかな」。クルーザードで黄ばみを落とした部分を、今度は物理的に磨いていきます。「これは手磨きだからね。ポリッシャー(電動工具)は使わないんで、あくまで軽くですけど」。ノーカットなので、画面に表示された時間そのまま、地道に手で磨き続けます。じつは社長、もともとは洗車屋の店長やオートバックスで働いていた、この道のプロ。「こういう作業、性格的にあんまり好きじゃないんですよね」と笑いながらも、手つきはさすがに慣れたものでした。粗めで削ってから、極細で仕上げる。この二段構えが、このあと決定的な差を生みます。「電動ポリッシャーを使えばもっと早くて綺麗ですが、今日はあえて手磨きで」。道具に頼らず手で仕上げても、しっかり差が出るのがコンパウンドの実力。地味な工程ですが、ここを丁寧にやるかどうかで、最終的な透明感がまるで変わってきます。
決定的な差。「黄ばみ」は取れても「くすみ」は磨きでしか消えない

そして、今回いちばんの発見がここでした。社長は3か所を並べて見比べます。「何もしていない状態」「クルーザードだけ」「クルーザード+コンパウンドで磨いた状態」。結論は明快でした。「クルーザードは黄ばみは取れる。だけど、くすみは取れないんだよね」。塗っただけの部分は、黄色さこそ消えても、表面が白く曇った「くすみ」がしっかり残ります。一方、磨いた部分はヘッドライト内部の電球までスケスケに見えるほど透明。「この角度が一番わかるかも」——境目にはくっきりとラインが入り、肉眼でもはっきり差が出ました。「やっぱり、磨きが正義かも」。塗るだけの手軽さと、磨きの仕上がり。その差は、想像していた以上にくっきりと表れていました。
ただ、社長はフェアな補足も忘れません。「今回の車は、じつはそこまで黄ばみが強くなかったのかも」。世の中には、もっと真っ黄色になってしまったヘッドライトの車がいくらでもあります。そういう重症な状態にこそ、クルーザードの効果は絶大に出るはず、というのが社長の見立て。つまり、軽い黄ばみなら塗るだけで十分満足できる場面もある、ということ。症状の重さで使い分けるのが、賢い付き合い方なのかもしれません。
プロの結論。磨いた後は必ず「コーティングで蓋」を

「コーティングでも何でもそうだけど、とにかく磨きが大事。塗るだけじゃ、汚いものに蓋をしてるだけなんですよ」。これは社長がいつも口にしている持論です。ただし、話はここで終わりません。コンパウンドで磨いた直後のヘッドライトは、表面の保護膜が削れて無防備な状態。「このまま放っておくと、またすぐ黄ばんじゃうから」。だからこそ、市販のヘッドライトコーティング剤(ワコーズなどが有名)で、最後にしっかり「蓋」をするのが必須なのです。下地を磨いて綺麗にし、コーティングで守る。この両方をやって、はじめて仕上がりが長持ちします。クルーザードは黄ばみ取りの入り口として「すごくいい」商品。でも、本当に車を綺麗に保ちたいなら、磨きとコーティングまでがワンセットだと覚えておいてください。
愛’s Countryでは、こうしたヘッドライトの下地処理からコーティングまで、プロの手で一貫して対応しています。「最近、愛車の顔つきがなんだかくすんできた気がする」——そう感じたら、それは黄ばみのサインかもしれません。気になった方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。愛車の印象は、ヘッドライトひとつでぐっと若返ります。