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ミニバンだけが正解じゃない。家族で使える”狙い目”の中古車4選
「家族の車=スライドドアのミニバン」。そう思い込んでいませんか。前回のミニバンおすすめ特集を撮影しているとき、社長からこんな話が出ました。「スライドドア以外にも、ファミリーで十分使える車はある」と。そこで今回は、あえてミニバンを外して選ぶ”狙い目”の4台をご紹介します。どれも中古なら手が届きやすく、しかも家族の使い方にしっかり応えてくれる一台ばかり。車選びの視野がぐっと広がる内容です。
スライドドアは「最強の道具」。でも唯一の正解ではない
まず社長がはっきり言うのは、子育て世代にとってスライドドアを超える道具は基本ないということ。狭い駐車場でも子どもがドアをぶつける心配がなく、乗り降りもラクだからです。
ただ、そこにはいろいろな制約もあります。予算、走りの好み、見た目の趣味——。それらを一つずつ考えていくと、「スライドドアじゃなくても、家族で気持ちよく使える車」が見えてきます。大事なのは、人を運ぶ「道具」として、自分の暮らしにどう合うか。その視点で、社長おすすめの4台を順番に見ていきましょう。
1台目・ホンダ オデッセイ(RB系)——ワゴンとミニバンの”あいのこ”

最初の一台は、ホンダ オデッセイのRB系(RB1〜RB3)。それまでのミニバンから背を低くしたモデルで、社長いわく「ステーションワゴンとミニバンの相の子みたいな存在」です。
乗車定員は7人乗り。2人・3人・2人の3列レイアウトで、走りもそこそこ楽しめて、人もちゃんと乗れる。3列目を倒せば後ろに荷物もしっかり積めるので、ファミリーカーとして全然使えます。
ミニバンほど「運転手」然としないので、運転そのものを楽しみたい人にも向いています。さらに全高1550mmをクリアしていて、立体駐車場(タワーパーキング)に入れるのも隠れたメリット。都市部で駐車場を選ぶ方には、これが効いてきます。
2台目・スバル レガシィ ツーリングワゴン——走りが好きなお父さんへ

7人という条件を外すなら、社長のイチオシはスバル レガシィ ツーリングワゴン。愛’s Countryでもよく扱う人気車で、NA(自然吸気)もターボもアウトバックもあり、好みで選べる幅の広さが魅力です。
驚くのは価格。前期のBR9ターボなら、走行8万kmで69万円という在庫も。10年ちょっと落ちですが、見た目は今でも十分かっこいい一台です。
ただし前期には一つ注意点が。タイミングベルト式なので、10年・10万kmごとの交換が推奨されます。これを嫌うなら、後期のBRMならタイミングチェーンに変わり、その手間がありません。相場はBRMのほうがプラス10万円ほどですが、それでもおおむね100万円前後に収まります。
燃費は正直、ターボはハイオク指定で良いとは言えません。NAのレギュラー仕様なら、街乗りで8km/L前後とオデッセイなどと同じくらい。通勤で一人で乗る時間が長く、運転を楽しみたいお父さんにぴったりの一台。もう一段上を狙うなら、レヴォーグという手もあります。
3台目・日産 エクストレイル——いま人気のSUVという選択

3台目は、いま乗り換え組が急増している日産 エクストレイル。ミニバンからSUVに移る家族も多く、荷物が積めて、4駆なら海もスキーもキャンプもこなせる懐の深さが人気の理由です。
価格の目安は、T31が60〜70万円、その後のT32になると100万円前後から。年式と状態で選べる幅が広いのもうれしいところです。
ここで社長から本音のアドバイスが。日産のこの頃のハイブリッドは、正直そこまで燃費が良くないそう。友人のT32・4駆ハイブリッドは、高速でリッター12〜13kmほど。ハイブリッドはガソリン車よりおよそ15〜20万円高くなりますが、その差額を燃費で取り戻せるかというと微妙——というのが社長の見立てです。
ちなみに排気量はどちらも2000ccで、自動車税の割増しがない点はハイブリッドの利点。とはいえ、ガソリン車でも十分というのが結論。ハイブリッドにこだわりすぎず、価格と状態で選ぶのが賢い買い方です。
4台目・意外な本命、セダンという手(フーガ/GS)

最後は、少し意外なセダン。日産 フーガやレクサス GSは新車だと高級車ですが、人気ゆえにリセールが悪く、中古は驚くほど安い。だから100万円以下で買えてしまうのです。
フーガならY51型。ガソリンが2.5Lと3.7L、ハイブリッドが3.5Lで、社長のおすすめは2.5Lのガソリン。平成22年頃の年式で、うちなら100万円以下が目安です。
ポイントはトランク。ガソリン車はゴルフバッグが入るほどトランクが広いのに対し、ハイブリッドはバッテリーを積むぶん奥行きが狭くなります。後席も足元をしっかり確保してあり、家族での移動は「単純にめちゃくちゃ快適」。5人乗りでも荷室はSUVとほぼ変わりません。
唯一の弱点は、後席がリクライニングしないこと。とはいえ、これも使い方次第。「セダンから家族が出てくる」意外性はあるけれど、全然アリ——というのが社長の答えです。
結局は「人を乗せる」より「道具としてどう使うか」

ノアやヴォクシー、セレナといったスライドドアのミニバンから選ぶだけが、ファミリーカーではありません。SUVも、ステーションワゴンも、そしてセダンも、家族の車として立派な選択肢です。
社長が繰り返し言うのは、「人が乗るというより、道具としてどう使うか」という視点。それぞれのライフスタイルに合わせて選べば、答えは一つではないのです。今回の4台は、どれもベビーカーもきちんと積めて、家族で全然使えます。
愛’s Countryでは、こうした”狙い目”の車を実際に在庫で置いています。「これ、うちの荷物が積めるかな」とメジャー片手に来店される方も大歓迎。用途に応じたいい車選びを、一緒に考えます。ミニバン以外もちょっと気になる——そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。