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320万で高級ミニバン。子育て世代がオデッセイ後期を選ぶ理由

愛's MAGAZINE編集部

「アルファードは大きすぎる。でも、家族みんながゆったり乗れる一台がほしい」——そんなご相談から選んだのが、令和3年式のホンダ・オデッセイ アブソルートEX(後期型)でした。愛'sオーダーメイドは、お客様の予算と使い方をじっくり聞いて、社長が一台を仕立てていくコーナーです。今回のお客様は、当店の近くにお住まいで、お子様のいるご家庭。ホンダ・シャトルからの乗り換えで、スライドドアのミニバンをお探しでした。情報があふれる今の時代、あれこれ見比べるほど、かえって分からなくなるという方も多いはずです。そんなときの道しるべになればと、選んだ理由から、実際にかかった総額320万円の中身まで、包み隠さずご紹介します。これから中古のミニバンを探す方の、ひとつのヒントになればうれしいです。

まずは「後期型」を選んだ理由

白いホンダ・オデッセイ アブソルートEX後期のフロントデザイン
近年のアルファードを意識した、押し出しの強い後期型のフロントフェイス。

オデッセイのRC1型には、前期・中期・後期と、大きく三つの顔があります。今回の主役は、その中でもいちばん新しい後期型。1本前の動画では黒の中期をご紹介しましたが、後期になると印象がガラッと変わります。フォグランプまわりや前まわりのデザインが、近年のアルファードを意識したような、ちょっとゴツめの押し出しになっているのです。後期は見た目が新しくなるぶん、中古相場もぐっと上がります。それでも「顔つきがいい」「まだまだ新しく見える」と後期を選ぶ方は少なくありません。ちなみに中身のスイッチ配置やナビまわりは中期と共通の部分も多く、フルモデルチェンジではないぶん、共有しているところと変わったところが混ざっているのも面白いポイントです。逆に言えば、内装の使い勝手は中期ゆずりの安心感がありながら、外まわりだけがしっかり新しく見える——それが後期の得なところ。「顔は新しく、中身はこなれている」この組み合わせが、後期型が選ばれる理由でもあります。今回のお客様も、この後期の顔つきに惹かれたお一人でした。

きっかけは、シャトルからの乗り換え

シャトルからオデッセイへの乗り換えを説明する社長
お子様のいるご家庭が、ヒンジドアのシャトルからスライドドアのミニバンへ乗り換え。

このお客様は、当店のご近所にお住まいの方。もともとホンダ・シャトルにお乗りでしたが、お子様がいらっしゃるため、ヒンジドアだと乗り降りのときに狭いのが悩みだったそうです。そこで、狭い駐車場でもドアを気にせず乗り降りできる、スライドドアのミニバンへ乗り換えることに。ホームページを改定してから問い合わせがぐっと増え、その一件としてご相談をいただきました。ご要望はとても明確で、「フリップダウンモニター付き」。お子様が後席で快適に過ごせる装備を、最初から希望されていました。そこで全国の業者オークションから条件に合う個体を探し、令和3年式のアブソルートEXにたどり着いた、という流れです。走行距離は6万9668kmと、7万km弱。ひと昔前なら「7万kmでそろそろ」というイメージでしたが、今や10万km走っていても現役という時代。この距離なら、まだまだ気持ちよく乗れる一台です。

総額320万円。アルファードなら450万円

総額320万円と表示された店頭の白いオデッセイ
ゴールド保証・ドラレコ・フリップダウンモニターまで込みで、総額320万円。

気になる総額は、すべて込みで320万円。ゴールド保証、ミラー型のドライブレコーダー、そしてご要望のフリップダウンモニターまで含んだ金額です。ここで社長が引き合いに出したのが、同じ令和3年式のアルファード。30系後期の2.5S Cパッケージだと、相場はおよそ450万円します。同じ年式・同じようなジャンルで、ある程度上のグレードを狙うと、これだけの価格差が出るわけです。今回のオデッセイは、ガソリンの一番上のグレードであるアブソルートEX。それを装備込み320万円で持てるのですから、中古で買うにはコスパのいい選択だと社長は言います。ちなみにアルファードやヴェルファイアを320万円で探すとなると、グレードをかなり落とすか、走行距離をぐっと伸ばすか、どこかで妥協が必要になるのが現実です。今やノアクラスでも新車なら400万円に届く時代ですから、上級ミニバンをこの予算で、しかも装備まで仕立てて持てるのは大きな魅力です。そして面白いのは、ここは結局「好み」に行き着くという点。アルファード派の方はやっぱりアルファード、オデッセイ派の方は逆にあの大きな箱っぽさが苦手——とくに女性には「オデッセイのほうがシュッとしていて好き」という声も多いのだそうです。

後席は「必要なぶん」だけ仕立て直す

天井に取り付けたオデッセイのフリップダウンモニター
ご要望のフリップダウンモニターは、カロッツェリアの中古品を使い自社で取り付け。

今回いちばん手をかけたのが、後席のフリップダウンモニターです。カロッツェリアの中古品を使い、取り付けキットを別途購入して、店内で取り付けまで仕上げました。中古品と自社施工をうまく組み合わせることで、費用はしっかり抑えています。後席は左右にオートエアコンの吹き出しも備え、社長いわく「アルファードの下の7人乗り、エグゼクティブシートのちょっと下」くらいのゆとり。二列目をゆったり使えば、4人乗りのようにぜいたくに使うこともできます。実際に見に来られたお客様も、この後席にはとても喜んでいたそうです。なお、後席まわりに一か所プレスラインの歪みがあり、こちらは最初から把握したうえで板金対応。当初5万円で見積もっていた作業が原価で少し超えてしまいましたが、そこは価格に乗せずに仕上げた、というのも正直なところ。「気になるところは、分かったうえで直してからお渡しする」という、当店らしい一台です。装備を足すだけでなく、こうした小さなマイナスを一つずつ潰していく——それも、オーダーメイドの大事な仕事だと考えています。何にいくらかけるかをお客様と相談しながら決められるので、「気づいたら予算オーバー」になりにくいのも安心していただけるポイントです。

大画面ナビと両側スライド。装備は文句なし

オデッセイの大画面ナビ画面
10インチ級の大画面ナビ(ギャザーズ)。マルチビューカメラやコーナーセンサーとも連動する。

装備面は、上級グレードらしく充実しています。まず目を引くのが10インチ級の大画面ナビ。ホンダ純正の「ギャザーズ」で、マルチビューカメラやコーナーセンサーともきちんと連動します。ギャザーズはホンダの販売店オプションのナビなので、プレミアのゴールド保証ならナビの不具合まで保証対象になるのが心強いところです。ほかにもHDMI入力、シートヒーター、パドルシフト、パワーバックドアと、必要なものはひととおりそろっています。パワーバックドアにはレールのストッパーも用意されていて、開く高さを自分で決めて止められるので、天井の低い駐車場でも安心。パーキングブレーキは足踏み式で、全車速追従(渋滞追従)までは非対応ですが、このあたりは年式なりの割り切りどころです。運転席まわりには大きめの肘掛け付きコンソールもあり、ゆったりと構えられます。アルファードのように足元まで大きな収納があるタイプとは考え方が違いますが、そのぶん取り回しはオデッセイらしくスッキリ。そして何より、両側パワースライドドアで、狭い場所でも乗り降りがラクです。まさに、お客様が求めていた使い勝手そのものでした。

走りと乗り味は、しっとり落ち着く

オデッセイを試乗する社長
実際に走らせても、中期と後期で乗り味はほとんど変わらないとのこと。

実際に走らせてみると、中期と後期で乗り味はほとんど変わらないというのが社長の評価です。しっとりと落ち着いた乗り心地で、低床設計のぶん、どっしりとした安定感があります。いっぽう前期は足まわりがやや硬めで、低速で段差を越えるときに少し跳ねる感じが出るのだそう。オデッセイは駐車場を出るときの小さな段差などで、ふわりと揺れる場面もあり、そこはアルファードのほうが感じにくいかもしれません。ちなみにハイブリッドはさらに静かで、社長は「街乗りならアルファード(30系)より乗り心地がいいと感じた」とも話していました。ガソリンとハイブリッドの違いは車重で、後ろが重いぶん、ハイブリッドのほうがどっしり落ち着くのかもしれません。とはいえ、これはかなり高い次元での差の話。ガソリンのアブソルートEXも、家族の普段使いには十分すぎる走りです。低くワイドな車体は、カーブでもふらつきにくく、大人数を乗せても安心感があります。3列目は使わないときには床下にすっきり畳めるので、荷室を広々と使えるのもミニバンとしてうれしいところ。送り迎えからレジャーまで、肩の力を抜いて付き合える一台に仕上がっています。

社長の5段階評価は、合計15点

動画恒例の、社長による採点です。今回は4項目で評価しました。デザイン・個性は4点。「見た目も古くさく感じないし、かっこいい」と高評価です。走り・乗り味も4点で、「高次元。走りもいいし、パワーもある」とのこと。装備・使い勝手も4点。「必要な装備は全部付いているし、使い勝手もいい」と、こちらも文句なしです。いっぽう維持のしやすさは3点。ガソリン車で年式もあるため、重量税や自動車税の割増、それなりの燃費を考えると平均レベル、という現実的な採点でした。4項目の合計は15点。コスパのよさと、家族での使いやすさが、しっかりと点数に表れた一台だと言えます。ちなみに社長いわく、最近は「新車じゃなく中古でいい」という方が本当に増えたそう。お金がないわけではなく、あえて上質な中古を選ぶ——そんな時代の空気も、この一台の背中を押しているのかもしれません。

こんな家族に、ちょうどいい一台

このオデッセイがぴったりくるのは、30代を中心とした子育て世代のファミリーです。「アルファードは大きすぎる」「もう少しシュッとした見た目がいい」——そんな方に、後期型オデッセイの落ち着いた押し出しはよく似合います。両側スライドドアで乗り降りがラクで、後席はゆったり。ふだんは家族の送り迎えに、週末はお出かけにと、気負わず使えるのが魅力です。そして何より、予算に合わせて一台を仕立てていく——それが愛'sオーダーメイドの役目です。「シャトルやコンパクトから、スライドドアのミニバンに乗り換えたい」「予算300万円前後で、上級グレードをコスパよく持ちたい」。そんな段階のご相談でも大丈夫です。あなたのご家族にちょうどいい一台を、公式サイトやLINEから、ぜひ一度ご相談ください。ご予算や使い方、家族構成まで踏まえて、プロ目線で正直にお探しします。一緒に、いちばんいい一台を見つけましょう。

気になる車のこと、まずはお気軽にご相談ください。

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