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【13年落ちでも狙い目】20系後期ヴェルファイア ゴールデンアイズⅡを忖度なしレビュー
今回はいつもの「愛'sオーダー」ではなく、買い取った在庫車のご紹介です。主役は、20系後期のトヨタ・ヴェルファイア 2.4Z ゴールデンアイズⅡ。しかもこの一台、YouTubeをご覧の視聴者さんが新車から大切に乗ってきたワンオーナー車を、社長が直接買い取らせていただいたものです。新車時から総額100万円以上をかけたこだわりカスタムが満載で、支払総額はエンジン・ミッション3年保証付きで149万円。「カスタムがハマる人には激安、ノーマル派には割高」——そんな一台を、社長が忖度なしのプロ目線でレビューします。ちなみにチャンネル登録も、先日ついに2万人を突破。その記念すべき初回撮影がこの動画になりました。
珍しい「買い取った在庫車」だった今回の一台

この車を手放されたのは、じつはYouTubeの視聴者さん。新車で購入し、ずっとワンオーナーで乗ってきた一台です。オーナーさんはネットの一括査定でネクステージさん、バディカさん、トラスト企画さんと相場を調べたそうですが、これだけ手をかけたカスタムに対してプラスアルファの評価がほとんど付かなかったとのこと。「少しでもいいから評価してほしい」というご相談から、社長がトラスト企画さんの査定額に上乗せした金額を提示。同額なら、と最後は「動画に出してもらえるなら」という理由で、愛's Countryに買い取りが決まりました。名だたる買取店に並んで選択肢に入ったこと自体、社長も「びっくりした」と正直に話しています。ちなみにこの日は店頭にたまたま20系や30系のヴェルファイア・アルファードが何台も集まっていたそうで、中期ハイブリッドや前期ガソリンなど、YouTube経由の下取り車が続々と入ってきているとのこと。それだけ問い合わせと下取りが増えている、という何よりの証でもあります。
平成25年式・走行8万6000km。まずは素性から
年式は平成25年(2013年)、グレードは2.4リッターのゴールデンアイズⅡ。走行距離はおよそ8万6000kmで、車検は2026年11月まで残っています。エンジンは2.4リッターの2AZ、駆動方式は2WDというオーソドックスな組み合わせです。13年落ちという数字だけ見ると身構えてしまいそうですが、後述するとおり前オーナーの手入れが行き届いていて、素性そのものはとても素直な一台。ゴールデンアイズⅡなのでパワーバックドアが標準装備で、スマートキーも2つそろっています。まずはこの基本スペックを押さえておくと、この後のカスタムの価値も分かりやすくなります。エンジンは20系でおなじみの2.4リッター2AZ。パワフルとは言えませんが、街乗り中心のミニバンとしては必要十分です。前オーナーがネットに出す前に、持ち込みの2日前にもわざわざ洗車をしてくれていたというエピソードからも、この車がどれだけ大切に扱われてきたかが伝わってきます。数字だけでは見えない「乗られ方」まで含めて、素性の良い一台だと言えます。
新車時から100万円超。足回りとホイール

このカスタム、新車時から手を入れて総額100万円以上というから驚きです。まずフロントにはモデリスタのエアロ、足回りには黄色いスプリング、おそらくモデリスタのダウンサスが組まれています。ホイールは横浜ゴムのAVSモデル7・19インチで、社長いわく「これ高いんですよ」という一本。タイヤは静粛性で定番のレグノを履いています。タイヤサイズは245/45R19。純正は16インチ前後からの設定なので、19インチだと当然乗り心地はやや硬めになります。ここは見た目とのトレードオフで、好みが分かれるところです。
ブレーキと外装、こだわりの中身

ブレーキ周りも手が込んでいます。ローターはスリットローターで、社長によると「熱の放電率が良い」のと「見た目」がねらい。さらにキャリパーは30系セルシオ純正のビッグキャリパー流用で、これは昔から定番の手法。トヨタ同士の純正部品なので、相性の面でも安心できます。剛性アップのためのタワーバーも入っていて、社長は「突っ張り棒になって横剛性が上がる」と分かりやすく説明していました。外装はバレンティのテールランプ(切替式で点滅にもできる)、青く光るデイライト、そしてなんちゃってV6エンブレムまで。純正パーツも基本的に一通りそろっている、遊び心のある仕上がりです。
内装とナビは、アルパインで統一

車内に目を移すと、ナビはアルパインの車種別ビッグX。しかもスピーカーもアルパインでフルに入っていて、フロントシートまわりまでしっかり音にこだわっています。ルームミラーはミラー型のレーダー。ここまで来ると、前オーナーが本当に車好きだったことが伝わってきます。ただ社長は正直に、「これは当時の20系が流行った頃の、昔っぽいいじり方」とも。今どきのカスタムとは方向性が少し違うので、この世界観がハマる人にはたまらない一台ですが、そうでない人には少し過剰に映るかもしれません。そこは価値観次第です。
直買取だからわかる「前オーナーの乗り方」

20系ヴェルファイアで気になるのが、2AZエンジンのオイル食いです。ところがこの個体、前オーナーが5000kmごとに良いオイルを欠かさず交換していたそうで、オイル消費はまったく無し。オーナーさん自身、「この車がオイルを食うことすら知らなかった」というほど症状が出ていませんでした。外装も塗装ハゲなし、内装のベタつきもなし。ポイントは保管環境で、屋根なしでも家の北側の日陰に置いていたことが効いているようです。禁煙で、レザーも綺麗。前オーナーの乗り方が丸ごと分かる直買取ならではの安心感は、この一台の大きな価値です。
記録簿でここまで読める、社長のプロの目
とはいえ、社長いわくエンドユーザーさんから直接買い取れる車は全体の1割もないのが実情。ふつうは前オーナーの使い方まで分からないので、では何を手がかりにするのか。ひとつは記録簿ですが、最近はディーラー出品の車はほぼ記録簿が付いていないそうです。理由は「名前が出てしまうから」。ここでプロが見るのが初度登録と車検満了のタイミングです。継続車検でずっと乗られてきた車なら、初度登録の年月と車検満了の年月は基本的に一致します。もし年式に対して車検の残り月がズレていれば、どこかで一度抹消されている=ワンオーナーではない可能性が読めるわけです。オークション画面には出てこない、こうした見抜き方こそがプロの目です。もちろん、車検切れの車が悪いわけではありません(愛's Country でも普通に販売しています)。ただ社長が言うように、「ワンオーナーだから良い」と一概には言えないのも事実。どんな人がどう乗ってきたかで、同じ車でも中身はまったく変わります。だからこそ今回のように、前オーナーの人柄や乗り方まで見えている車は、それだけで価値があるのです。
支払総額149万円を、どう捉えるか
気になる価格は、エンジン・ミッション3年保証付きで支払総額149万円。社長は「正直、驚くほど安くはない」と率直です。最近の20系は「安いものは安く、高いものは高い」と二極化してきているので、この内容なら決して高くはない、という評価。ポイントは、新車から100万円以上かけたカスタムが車両込みでこの価格という点です。同じ内容を後から自分でそろえることを考えると、カスタムが好みにハマる人にとってはかなりお得。一方で「あと20万円ほど出せば距離の少ないアルファードも狙える」という選択肢もあるので、そこは何を優先するか次第です。はまる人には激安、ノーマルでいい人には割高——この線引きが、この車のすべてです。もうひとつ社長が強調していたのが、在庫車という選択肢の強さ。最近は「車が突然壊れて、とにかく納期優先で在庫を買った」というお客様が増えているそうです。実際、本当はベンチシートが欲しかったけれど納期を優先して20系アルファードを選ばれた方や、車が壊れてアウトランダーを即決された方も。すぐ乗り出せる一台を持っていることの価値は、思っている以上に大きいのです。
社長の5段階評価は、合計13.5点

恒例の5段階評価は、忖度なしでこうなりました。デザイン・個性は4点(カスタムの個性は4.5点だが車自体は3.5点で合わせて4点)、走り・乗り味は3.5点。2.4リッターなので決して速くはないものの、カスタムのおかげでしっかり感や乗り心地は良好です。装備・使い勝手は3.5点で、今どきのプリクラッシュなど先進安全支援や後席モニターが無いぶんが減点。そして維持のしやすさは辛口の2.5点です。2.4リッターゆえ自動車税は5万1700円へと割増になり、重量税も上がり、燃費もそこまで伸びません。合計は13.5点。「もう少し辛く付けて」という声もあるほど、正直な採点です。
こんな人にこそ、ハマる一台
社長のおすすめは、ずばり車好きなお父さん。「ファミリーカーには乗るけれど、車そのものも一緒に楽しみたい」——そんな方にこそ刺さる一台です。2013年式なので、エンジン・ミッションの3年保証もまだ付けられます。ゴールドプランにすれば電装系までカバーできるので、13年落ちでも安心して乗り出せます。逆に、ノーマルがいい・先進安全がほしいという方には向きません。だからこそ「欲しい」と思ってくれた方に乗ってもらえたら、大切に乗ってきた前オーナーさんもきっと嬉しいはず。動画がご縁で車が次の方へ回っていく——それこそが、このチャンネルの醍醐味です。気になった方は、ぜひ公式サイトや公式LINEからお気軽にご相談ください。あなたの一台選びを、プロが忖度なしでお手伝いします。