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新事務所はキャンピングカー。愛’s Countryが選んだ「走る事務所」の中身
「新しい事務所を、キャンピングカーにしました」——。中古車販売の愛’s Countryが、開業12年目の節目に選んだのは、まさかの「走る事務所」でした。年間200台を売る本職の車屋が、自らの拠点にキャンピングカーを構える。そんな話、なかなか耳にしません。今回は、くに社長がこの一台にたどり着いた理由から、思い切った金額、新しい置き場のロケーション、そして移転にまつわる正直な胸の内まで、包み隠さずご紹介します。中古車選びのヒントも、あちこちに詰まった回です。
12年目の移転先は、まさかのキャンピングカー

「昔からちょっと欲しいとは思っていましたが、まさかこのタイミングで、こんな理由で買うとは夢にも思いませんでした」。そう笑うのは、中古車マイスターのくに社長。キャンピングカーを事務所にするという発想は、決して思いつきではありません。これまで撮影に使ってきた第2置き場に拠点を集約する形で、この一台が愛’s Countryの新しい顔になりました。ライブ配信でもたびたび発信していた話題で、続報を楽しみにしていた視聴者も多かったはず。中古車屋の事務所がキャンピングカーという、他ではまず見ない光景の始まりです。
桜並木と富士公園。ロケーションも自慢の新拠点

新しい置き場の魅力は、車だけではありません。敷地の前は、思わず見入るほどの桜並木。「これを見てもらえると、桜がめっちゃキレイなんですよ」と社長も声を弾ませます。向かいには富士公園という大きな公園があり、バーベキューも楽しめる立地です。「お父さんが車を見ている間に、お子さんは公園で遊ぶ」——そんな時間の過ごし方までできてしまう。近くには野球場もあり、以前の場所より人通りも増えて、ふらっと立ち寄りやすい雰囲気になりました。車選びが、ちょっとしたお出かけになる。そんな場所を目指しているのが伝わってきます。
中はまるで飛行機。ベースはハイエース

一歩足を踏み入れると、思わず「飛行機みたい」と声が出る空間が広がります。ベースはトヨタのハイエース、ガソリンの四駆。そして驚くのが走行距離で、なんと2万5000kmしか走っていません。定員は6人乗り。車内にはメール商談ができそうなテーブルがあり、後ろのベッドキットを外したスペースは社長の作業ゾーンになる予定だそう。小物入れがあちこちに付き、衣装ケースまですっぽり収まる収納力です。壁はスウェード調の上質な仕立てで、「これは金かかってるよ」と思わずうなるほど。天井も高く、社長いわく「172cmの自分はもちろん、180cmくらいの方でも無理なく過ごせる」ほどの余裕があります。側面にはドアも備わり、思わず「いらっしゃいませ」と声が出てしまう、店舗さながらの佇まいです。「タイムマシーン」という名の付いたこの一台、新車なら1000万〜1500万円ほどはするだろうという、かなりの上物でした。
決め手は「家庭用エアコン」。3週間悩んだ末の思い切り

くに社長がこの車を選んだ一番の理由は、家庭用エアコンが付いていることでした。「家庭用エアコン付きで探していたら、このハイエースにずっと心を惹かれて」。ただ、決して安い買い物ではありません。在庫の車およそ10台分という金額で、オークションに3週間ほど流れるのを見ながら「どうしようか、どうしようか」と悩み抜いたと言います。当初の予算は200万円ほど。ところがその価格帯だと、2006年式あたりの派手な内装——本人いわく「寝台特急のような昭和の柄」——になりがちでした。「せっかくお金を出すなら」と、思い切ってこの一台へ。トイレやシャワーが付いた車もある中、あえて付いていないタイプを選んだのも、事務所として使うことを見据えてのこと。LEDのダウンライトまで入って、想像以上の仕上がりだったそうです。
「見ないで買う」お客様の気持ちが、よく分かった
今回の買い物で、社長はあることを痛感します。現物を見ず、オークションの画面だけで一台を決めた——それはまさに、遠方から「見ないで買う」お客様と同じ立場でした。「10台分の金額を、画面だけで決めた。よくやったな、と自分を褒めてあげたい」と笑いつつ、その言葉には実感がこもります。「だから皆さんの気持ちもちゃんと分かります。私も見ないで買っていますから、全国のお客様も安心してください」。売る側が、買う側の緊張を身をもって知る。この経験は、これからの接客にきっと生きてくるはずです。しかも結果は「想像以上に良かった」。トイレのないタイプを望んでいたことも、事前の情報どおり。狙いどおりの一台を画面越しに引き当てる目利きは、やはり本職ならではです。会社の奥にしまい込むのはもったいなく、「普通に乗ってどこかへ出かけたい」と、社長自身がいちばん楽しみにしている様子でした。
苦渋の決断を、前向きな一歩に変えて

実は今回の移転、明るい話ばかりではありませんでした。これまでのプレハブ小屋は「大家さんに置いてはいけない」と言われ、会社を借りようにも手頃な場所が見つからない。「正直、結構悩んで、病んでいた時期もあった」と社長は打ち明けます。それでも「車だったら」という発想で、この一台にたどり着きました。「苦渋の決断ではあるけれど、ポジティブに考えれば面白いことができる」。冷蔵庫も電子レンジも備わり、「これはもう住めますよ」と笑えるほどの設備です。お子さん連れが来たら、きっと大はしゃぎでしょう。春から夏に落ち着けば、向かいの野球場を使ったオフ会も構想中とのこと。支えてくれた視聴者への感謝を口にしながら、社長は前を向いていました。年間200台を売る中古車マイスターの、新しい挑戦の幕開けです。気になった方は、ぜひLINEからお気軽にお問い合わせください。