MEDIA / くに社長のYouTube
【100万円以下】クラウンよりコスパ良い?アコードハイブリッドが神すぎた
「100万円以下で、ちゃんと満足できる一台がほしい」——そんな願いに、まっすぐ応えてくれる商品車が入りました。今回の主役は、ホンダ・アコードハイブリッド(EX レザーパッケージ)。新車時はおよそ400万円した高級セダンが、車検2年付き・エンジン&ミッションの3年保証込みで、なんと93万円。「クラウンより本当にコスパがいいの?」という声にお答えするべく、社長と一緒に試乗までしっかり行ってきました。走行距離や保証の中身、そしてリアルな走りの印象まで、包み隠さずご紹介します。
元値400万円が、なぜ93万円で買えるのか

このアコードハイブリッド、新車当時の価格はおよそ400万円。それが今回、3月登録を前提に93万円という値付けになりました。半額どころか、4分の1近くまで下がっている計算です。
なぜここまで安いのか。理由のひとつは、当時このアコードハイブリッドがほとんど売れなかったこと。平成25年(2013年式)といえば、ちょうど210系クラウンが登場したタイミング。見た目の華やかさで比べると、どうしてもクラウンに目が行ってしまった時代でした。
ですが、それは新車価格の話。中古車ならおよそ半額、いや今回はそれ以上に下がっています。実はこの個体、社長が新車ディーラー時代に自ら販売した一台。13年ほど前、レパードからの乗り換えで歯医者さんに納めた車が、巡り巡って店に戻ってきたそうです。誰がどう乗ってきたかまで分かっているのは、中古車選びでこの上ない安心材料です。
外装も、年式のわりに驚くほど手が入っていました。ホイールは純正のアルミ。ドア一枚一枚をぐるっと確認しても、外車にありがちな水垢がほとんど出ておらず、社長も「こういうところに水垢が出ていないのは珍しいね」と感心していたほどです。塗装のツヤもしっかり残っていて、13年落ち・14万キロという数字からは、ちょっと想像しにくいコンディションでした。もちろん、後ろまわりまで手を抜かずチェックしましたが、大きなヤレは見当たりません。
14万7千キロは怖くない。むしろ狙い目な理由
正直にお伝えすると、この車は距離を走っています。走行は14万7千キロ。数字だけ見れば身構える方も多いはずです。ところが車内を見ると、レザーシートもハンドルもきれいなまま。「14万キロ走っている割に、なんでこんなにきれいなの?」と、思わず社長も声を上げるほどでした。大事に乗られてきた形跡が、はっきり残っています。
そもそもアコードハイブリッドは、個人タクシーでも使われるほど信頼性が高いクルマ。距離を走った個体でも、過度に恐れる必要はありません。むしろ、こういう一台をしっかり保証で固めて乗り倒す、という買い方が賢い選択になります。
愛's Country では、15年落ち・15万キロ以下まで保証を付けられます。今回の93万円にはエンジン・ミッションの3年保証が標準で付き、さらに約50項目を追加すれば、ハイブリッドバッテリーまで含めた36ヶ月保証にできます。その場合でも総額は100万円ちょっと。距離を乗る予定の方ほど、この安心はきいてきます。
実際、社長の後輩も一時期このアコードハイブリッドに乗っていたそうで、「燃費も良くて最高」と話していたとか。距離を走っても壊れにくく、燃費も落ちにくい——それがこのクルマの評判です。だからこそ、多少走行が伸びていても臆せず選べる一台になります。10万キロを超えると身構えてしまう方が多いですが、素性と保証がしっかりしていれば、そこはむしろ価格が下がった分の「おいしいところ」でもあるのです。
エンジンは発電機。アコードHVの燃費と仕組み

このアコードのハイブリッドは、ちょっと面白い仕組みです。エンジンを発電機のように使い、基本はモーターで走るという方式。街乗りではモーターがメインで動き、100km前後の高速巡航になると、はじめてエンジンが直結で仕事をします。
面白いのは、街乗りだけでなく高速巡航でも燃費が良いという点。ほかのハイブリッドは高速でモーターを使いすぎて逆に燃費が落ちることもありますが、この方式はそこが上手にできています。現状の平均燃費は、メーター表示で14.7km/L。14万キロを超えてもこの数字なら、十分に優秀です。
中央のディスプレイには、今どちらに電気が流れているか——充電しているのか、バッテリーから使っているのか——がひと目で分かる表示が出ます。ちなみに、モーターを回すためにエンジンが唸ることがあり、初期のオーナーさんからは「回転数と速度が合っていない」とよく言われたそう。40キロも出ていないのにエンジンがうなる——それは加速のためではなく、充電のために回っているから。加速とエンジン音が一致しない、ハイブリッドならではの感覚です。
この時代のホンダのハイブリッドには、大きく2種類あります。フィット3やヴェゼルに積まれた1.5リッターのタイプと、オデッセイやアコードに積まれた2.0リッターのタイプ。社長いわく、オデッセイ・アコード側の2.0リッターは熟成が進んでいて、とくに出来がいいとのこと。登場した当時はまったく売れなかったそうですが、だからこそ、いま中古で狙うならこの成熟したユニットはむしろ美味しいポイントになります。信頼性の裏づけがある機構を、値ごろになったタイミングで拾える——中古車ならではの楽しみ方です。
走りはクラウン超え?試乗で分かった実力

ここが今回いちばんの驚きでした。実際に走らせてみると、クラウンと比べても出だしが良い。足まわりもスポーティーで、アクセルへの反応がとにかく気持ちいい。「めっちゃレスポンスいいな、この車」と、社長も思わず本音が出ていました。
排気量は2.0リッター。実はこのエンジン、オデッセイと同じものです。ところがアコードのほうが車体が軽いぶん、同じエンジンでも明らかに軽快。「車が違うとこんなに違うんだ」と驚くほどの差が出ます。エコモードをオンにしても、まだまだ元気に走ってくれました。
そして14万7千キロを走ったとは思えないほど、きしみ音がしない。「本当にそんなに走ってるの?」というのが、乗ってみての正直な感想です。見た目の華やかさではクラウンに一歩譲るかもしれませんが、走りの中身はまったく引けを取りません。さすがホンダ、と言いたくなる仕上がりでした。
信号待ちからの出足も、想像よりずっと軽やか。モーター主体で走り出すので、アクセルを踏んだ瞬間からスッと前に出てくれます。「ここからピュッと、あそこまで行っただけで、この車いいなと思った」——社長がそう口にしたほど、日常域での扱いやすさは光ります。街中をストレスなく走れて、それでいて燃費もいい。この気持ちよさは、カタログのスペックだけではなかなか伝わらない魅力です。
装備は最上級グレード。レザーの状態も見どころ

グレードはEX レザーパッケージ、いわゆる一番上のグレードです。装備は充実していて、上下2画面のメーカーナビ、シートヒーター、後席の電動シェード、レインキープ(車線維持)、レーダークルーズまで一通りそろっています。Bluetoothもきちんと使えます。
とくに嬉しいのが、リアのオートエアコン。ホンダ車では意外と珍しい装備で、後席の快適さがぐっと上がります。そしてなにより、レザーシートの状態が見事。シートカバーも付けていないのに、この距離でこの美しさは驚きです。
もちろん、正直にお伝えすべき点もあります。ドアノブの一部に使用感が出ていて、ここは補修部品も少なく交換しづらいところ。とはいえ走りや装備、内装の状態を思えば、十分に許せる範囲です。悪いところも隠さずお見せする——それが私たちのスタンスです。
細かなところでは、ライトまわりやメッキの縁取りの状態も上々。夜のフロントまわりがきれいに決まる一台です。接続まわりもBluetoothに加えてUSB・AUXを備えていて、ふだん使いで困る場面はまずありません。ナビは正直、ホンダ純正らしく操作に少しクセがありますが、上下2画面という贅沢な構成は、この年式のセダンとしては十分に見応えがあります。
トランクと室内。ハイブリッドならではの注意点

ひとつだけ気に留めておきたいのが、トランクです。このアコードはハイブリッドバッテリーがトランク下に収まっているため、荷室はそれほど広くありません。ゴルフバッグなら2〜3個といったところ。大人数の旅行より、ふだん使いのセダンとして考えるのが正解です。
一方で、室内の広さは十分。FF(前輪駆動)なので後席の足元が広く、シートのクッション性も良好で、座り心地は上々です。一人で乗るにはもったいないほど後ろがゆったりしていて、大人がしっかりくつろげる空間になっています。
こんな人にこそ、おすすめしたい
このアコードハイブリッドがぴったりくるのは、距離を気にせずしっかり乗りたい方。そして、見栄よりも中身とコスパを大事にしたい方です。同じ年式・同じ距離を210系クラウンで探せば、後期なら今も200万円以上、前期でも100〜150万円はします。それを思えば、93万円からこの内容は破格です。
燃費も良く、走りも軽快で、信頼性も高い。保証をしっかり付けて、3年間乗り倒す——そんな使い方にこそ、この一台は応えてくれます。見た目で選ばれにくかったからこそ、中身を知る人には掘り出し物になる。アコードハイブリッドは、まさにそういうクルマです。
ちなみに、このクラスで直接のライバルになるのがトヨタ・カムリ。どちらも堂々としたセダンですが、ホンダのハイブリッドは走りの軽快さとレスポンスに味があるのが持ち味です。同じ価格帯で悩んだときは、「見た目の押し出し」か「乗って気持ちいい走り」か、どちらを大事にするかで選ぶと迷いません。乗り味の楽しさで選ぶなら、このアコードはしっかり候補に入ってくる一台です。
逆に、荷物をたっぷり積みたい方や、大人数でのロングドライブがメインの方には、トランクの容量が少しネックになるかもしれません。そこだけは正直にお伝えしておきます。ですが、通勤や街乗り、たまの遠出というふだん使いのセダンとして考えるなら、これほどコスパの高い一台はそうそうありません。維持費や税金のかさむ高級輸入車から、無理のない一台に乗り換えたい——そんな方にも、じつはよく合う選択肢です。
「クラウンは高いけれど、それに近い満足感を現実的な予算で」。そんなご希望をお持ちなら、ぜひ一度ご相談ください。あなたの使い方にちょうどいい一台を、一緒にお探しします。