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レクサスUX250h グレースフルエクスプローラー|走行8,000km台・希少グリーンの中古SUVレビュー
レクサスの中では珍しい一台が、愛's Countryにやってきました。UX250h、それも「グレースフルエクスプローラー」という特別仕様車です。今回のお相手は、社長の親戚の方。いまはジムニーシエラに乗っていて、そこからの乗り換えでこのUXをご指名いただきました。ご希望は、ずばり「グリーン」。令和4年7月以降のUXという条件で絞り込み、いただいた予算ギリギリで仕立てた一台です。この車の素性・装備・走り、そして中古で買うという選択の意味まで、まるっとご紹介します。
珍しい一台、レクサスUX250h グレースフルエクスプローラー

レクサスのラインナップの中でも、UXはあまり台数の多い車ではありません。今回の主役は、そのなかでもさらに珍しい特別仕様車のグレースフルエクスプローラーです。特徴は、なんといってもこの深みのあるグリーンのボディ。フロントグリルはシルバーで引き締められ、街なかでもまず被らない佇まいでした。
きっかけは、社長の親戚の方からの一本のご連絡。ジムニーシエラからの乗り換えで「UXがいい」とご指名があり、条件は令和4年7月以降でした。月曜日にそう言われて、社長がバッと絞り込んで送ったのがこの個体です。写真をお送りしたら即「グリーンがいい」とのお返事。色にこだわる方だからこそ選べた一台だったのです。
リセールを最優先するなら、レクサスは定番のパールホワイトが無難とされます。けれど今回のオーナーは「オレンジやグリーンのような、ちょっと変わった色がいい」というおしゃれな方。予算のなかで、あえて個性を選べたのがこの一台の魅力です。ダメならシルバーでも、という話もあったそうですが、結果としてご希望どおりのグリーンに。世界に一台の感覚で乗れるのは、なんとも贅沢なことです。
令和5年式・走行8,200km台。ほぼ新車という素性

素性を見ていきましょう。年式は令和5年式(2023年11月登録)。走行距離はなんと約8,200kmと、ほぼ新車と言っていい数字です。車内に乗り込むと、まだ新車の匂いがほんのり残っているほどでした。
さらに令和7年10月には、レクサスのディーラーで整備も済ませてあります。つまり正規ディーラーで手を入れたばかりという状態。社長いわく「もう何もすることがないだろう」という一台で、中古とはいえコンディションは折り紙つきです。距離を気にされる方にとっては、この8,200kmという数字だけでも十分に魅力的なはずです。ほぼ新車の状態を、新車よりずっと手の届きやすい価格で——これこそ、程度の良い中古を選ぶ醍醐味と言えるでしょう。
そもそもUXって? レクサスで一番コンパクトなSUV

レクサスのSUVは、小さい順にUX・NX・RX・LXと並びます。その先頭、一番コンパクトなのがこのUXです。全高はおよそ155cm、全長は4m50弱ほど。数字のとおり、扱いやすいサイズ感にまとまっています。
輸入車でたとえるなら、BMWの1シリーズやメルセデスのAクラスといった位置づけ。エントリーモデルにあたるクラスですが、それにしては存在感がしっかりある、というのが第一印象でした。コンパクトでも、レクサスならではの上質さはきちんと備わっています。パワートレインは、ガソリン仕様のUX200と、2.0LハイブリッドのUX250の2本立て。今回のグレースフルエクスプローラーは、後者のハイブリッドになります。
「コンパクトなSUVがほしいけれど、質感には妥協したくない」——そんな方にとって、UXはちょうどいい落としどころです。取り回しのしやすいサイズでありながら、所有する満足感もしっかり味わえる。初めてのレクサスとしても選びやすい、そんな一台だと言えます。
特別仕様車ならではの、色と質感

外装だけでなく、内装の質感もこの車の見どころです。シートの色合いがなんとも上品で、社長も思わず「空港のラウンジにありそう」とひとこと。落ち着いた高級感があり、乗り込んだ瞬間に「ちょっといい車だな」と感じさせてくれます。特別仕様車ならではの内外装のコーディネートは、写真で見る以上に、実車のほうが数段おしゃれに映りました。
ボディラインの造形も現代的で、リアまわりも今どきのレクサスらしい仕上がりです。レクサスは白いパール系が定番で、リセールを考えるとどうしてもそこに寄りがち。だからこそ、あえてグリーンを選べるのは、車を長く楽しみたい方の特権とも言えます。リセールを気にせず、好きな色で一台を選ぶ——そんな贅沢が似合うクルマでした。
装備を一気にチェック。タッチパネルから1500Wコンセントまで

装備は、価格以上に充実しています。まず目を引くのが、大画面の純正ナビと、エアコンなどを操作するタッチパネル。社長も「うちの車にはない」と驚くほど、先進的な作りでした。
安全・快適系も一通りそろっています。前後のドライブレコーダー、レーダークルーズ、シートヒーターにステアリングヒーター(しかもオート付き)、パドルシフト、USB Type-Cの充電まで。ラゲッジにはトノカバー、そしてコーティング材のメンテナンスキットも積まれていました。
極めつけは、荷室にある1500Wのコンセント。アウトドアや、いざというときの備えにも心強い装備で、社長も「使いやすそう」と太鼓判でした。さらにバックカメラ、パノラミックビューモニターまで付いていて、取り回しの不安もほとんどありません。
細かいところにも、レクサスらしいこだわりが光ります。シフトノブの形やスイッチの質感、ナンバー灯の位置ひとつとっても「面白いね」と話が弾みました。ナビはおそらく純正のもので、新車時にはナビキットとしてオプション扱いだった様子。必要な装備がしっかり後付けされているあたりも、この個体の価値を底上げしています。
走ってみた。ノーマル・スポーツ・エコの3モード

では、実際に走らせてみます。2.0Lのハイブリッドということもあり、出だしから十分なパワー。ふだんはノーマルモードでも、力不足を感じる場面はありませんでした。
面白いのは走行モードの違いです。スポーツモードに入れると、走り出しのレスポンスがまるで別物。初期の回転の立ち上がりがぐっと鋭くなり、「本当にすごい」と二人でうなるほどでした。一方、エコモードや通常の走行では、ハイブリッドらしい静けさが際立ちます。同じ車とは思えないほど表情を変えてくれるので、気分やシーンに合わせて乗り分けられるのも魅力です。
乗り心地は、思わずあくびが出そうになるほど穏やか。それだけ乗り心地が良い、ということですね。社長が「買い物に行くにはちょうどいい」と言うとおり、日常づかいにしっくりくる一台です。パドルシフトも備わっているので、その気になれば自分でシフトを操る楽しみも味わえます。
撮影の締めくくりでは、こんな一幕も。前の車に近づきすぎたところで、自動ブレーキが「ガクッ」と作動したのです。「ぶつかったかと思った」と驚くほどの効き。裏を返せば、いざというときにしっかり止まってくれる証拠でもあります。社長も「安心感・安定感があって、火の打ちどころがない」と、めずらしくベタ褒めの一台でした。
正直なところ。後席の広さと燃費
良いところばかりでは、レビューになりません。正直な弱点もお伝えします。まず後席は、広々というほどではありません。感覚としてはCX-3やC-HRと同じくらい。大人がしっかり座れないわけではありませんが、コンパクトSUVらしい割り切りは必要です。
ひとつ余談を。運転席のパワーシートは、エンジンを切ると自動で下がる仕組み。後ろに人が乗っていると、シートがウィーンと迫ってくることがあり、社長は「あの機能はいらないんだけどな」と苦笑い。便利さの裏に、ちょっとしたご愛敬もある、というわけです。
燃費についても正直に。メーターの平均燃費表示は10.6km/Lでしたが、これはオークション時からの数字で、あまり当てになりません。社長の見立てでは、実際は15km/Lくらいは狙えるのでは、とのこと。2.0Lクラスのハイブリッドとしては、まずまず現実的なところでしょう。ハイブリッドならではの静けさもあり、街乗り中心の使い方にはよく合います。
新車か中古か。くに社長の『買い方』の話
今回、動画の後半はほとんど車そのものより、「どう買うか」の話で盛り上がりました。というのも、レクサスをはじめ新車価格はどんどん上がっています。このUXも新車なら乗り出しで500万円ほど。そこで多くの方が、残価設定ローンで月々の支払いを抑えて乗っているわけです。
ただ、残価設定ローンはリセールの良い車なら逃げ切れても、そうでない車だと残債だけが重くのしかかることもあります。だからこそ社長は、100万円クラスの中古車で一度つなぐという選択肢を推します。たとえば3年保証を付けて60万円ほどの一台なら、3年間しっかり乗り、万一の故障も保証でカバーしながら、無理なくお支払いを終えられる——そんな買い方もあるのです。
下取りの仕組みについても、社長は正直に話します。お店で売る車には、仕入れ値・税金・整備といった準備の費用がかかっているぶん、下取りではどうしてもその分が差し引かれた価格になります。「お店で70万円で並ぶ車でも、下取りだと半分以下ということは珍しくない」とのこと。この仕組みを知っておくだけでも、乗り換えの判断がぐっと現実的になります。
ローンの組み方についても、ひとこと。社長のおすすめは、銀行ローンの低金利で組むやり方です。リセールの良い車なら、数年後に売った時点で残債より車の価値が上回り、そのまま次の頭金に回せることもある、といいます。もちろんホンダの1.9%残価設定ローンのように、月々の負担を抑える選び方にもメリットはあります。大切なのは、自分の暮らしに合った買い方を知っておくことなのです。
車は年々長寿命化していて、少し前の年式でも壊れにくくなっています。お子さんの学費がかさむ時期は手頃な車でつなぎ、落ち着いたら新車を、という考え方も十分アリ。物価が上がり、車以外の出費も増えている今だからこそ、なおさら現実的な選び方です。予算と暮らしに合った一台を、お客様と一緒に選んでいく。それが愛's Countryの役目です。今回のUXのように、あなたの希望にぴったりの一台を探すお手伝いができればと思います。気になった方は、まずはお気軽にご相談ください。