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「一番速いミニ」ジョンクーパーワークスが213万5千円。震えるほど面白い一台
新年一発目の撮影で、くに社長が選んだのはちょっと刺激的な一台。ミニ・ジョンクーパーワークスです。ミニのラインナップの頂点に立つ、いわば「一番速いミニ」。しかもこの個体は、以前ご紹介したセンチュリーへ乗り換えた後輩さんが、その前まで乗っていた車です。つまり素性のはっきりした一台。価格は213万5千円。輸入スポーツと聞くと身構えてしまいますが、実際に見て、乗って、その中身をありのままにお伝えします。中古で「面白い車」を探している方には、きっと刺さる内容です。
主役は「一番速いミニ」ジョンクーパーワークス

ジョンクーパーワークス、通称JCWは、ミニの中でもスペシャルスポーツモデルという位置づけ。普通のクーパーがあって、その上にクーパーS、さらにもう一段上がJCW——と考えると分かりやすいと思います。ノーマルとはエンジンも足まわりも別物の、いわば「本気仕様」です。
この個体、実は後輩さんの乗り換え前の一台。BBSホイールやマフラーまで手を入れておきながら、納車からわずか1ヶ月半ほどで手放してしまったという、いわく付きの車です。とはいえ、それは裏を返せば大事に手をかけられていた証拠。オークション評価は4.5点ほどと、コンディションはかなり良好です。素性が分かっている車は、やはり安心感が違います。
平成30年・6万km台。213万5千円の中身
年式は平成30年(2018年式)、走行距離は6万1237km。ちょうどマイナーチェンジが入ったタイミングの一台です。ボディカラーは深みのあるグリーン。撮影日は日陰でやや暗く見えましたが、光が当たると英国車らしい上品な緑が顔を出します。
価格は213万5千円。ここに輸入車ならではの、プレミア保証のエンジン・ミッション半年保証が付きます。国産車の保証とは少しクーリング(条件)が違うのが輸入車の常ですが、心臓部をカバーしてくれるのは心強いところ。しかも車検は令和9年10月まで、たっぷり残っています。装備を含めた素の状態がしっかりしているので、買ってすぐに乗り出せる一台です。
輸入スポーツというと維持費が心配されがちですが、心臓部に半年保証、車検もたっぷり——という条件は、最初の一歩としてかなり心強いはずです。程度の良い個体を、素性の分かる状態で買えるのは、中古車選びで何より安心できるポイント。ここは、社長が「良いも悪いも正直に言う」を貫くお店ならではの強みでもあります。
マイナーチェンジで手に入れた「イギリスらしさ」

この年式のいちばんの見どころが、マイナーチェンジで変わった顔つきとお尻です。ヘッドライトは外周がぐるりと光るリング状に。そしてリアのテールランプは、なんとユニオンジャック(イギリス国旗)柄になりました。前期は普通のテールランプなので、これは中期以降ならではの特別感です。
面白いのは、こうした「イギリスらしさ」が細部にまで隠れていること。ブレーキペダルやあちこちの意匠に、さりげなくユニオンジャックのモチーフが散りばめられているんです。社長いわく「隠れミッキーみたいなもの」。探すほどに愛着がわく、実によく作り込まれた一台です。ナビもこのモデルからタッチパネルが使えるようになりました。
レムスの可変マフラーとBBS。この一台の見せ場

この車の一番の見せ場が、社外マフラーです。銘柄はレムス(REMUS)の可変バルブマフラー。弁を開いたり閉じたりできて、それだけで音がガラッと変わります。スポーツモードにするとバルブ全開で迫力のサウンド、静かモードにすれば全閉になり、驚くほど大人しくなります。夜中に帰宅するときは静かモード、朝出るときはスポーツ——住宅街に住む方にはうれしい機能です。
ちなみにエンジンをかけた直後のファストアイドルが落ち着けば、あとはごく普通に静か。昔は「サイレンサーをドンと差す」ような後付けが定番でしたが、今はこうしてスマートに音をコントロールできる時代です。お値段は、このマフラーだけで20万円ほどかけたとのこと。さらに納車後に履かせたBBSのホイール、赤く塗られたブレーキキャリパーには「JOHN COOPER WORKS」の刻印。センター出しのマフラーも相まって、後ろ姿の説得力は抜群です。これだけ手が入って213万5千円は、正直かなりお買い得だと思います。
運転席まわりは「小さなスポーツカー」

ドアを開けると、そこはもう小さなスポーツカーの世界です。ホールド感の強いスポーツシート、メーターの中に組み込まれたナビ、そしてオートマながらパドルシフト付き。今どきのパドルは人間より優秀で、ヒール&トゥなど気にせずとも勝手に最適なギアを選んでくれます。メーター代わりのヘッドアップディスプレイも備わり、視線を落とさず速度を確認できます。
ドライブレコーダーも装備済み。鍵にはおしゃれなカバーが掛けられ、細部までこだわりが感じられます。ナビ操作は、マツダのコマンダーを思わせる低い位置のダイヤルと、タッチパネルの両対応。ブレーキペダルにまでユニオンジャックがあしらわれていて、探すほどに「よく作られているなあ」と唸ってしまいます。そして忘れてはいけないのが、ミニならではのピラーレスドア。窓を下ろせばサッシがなく、開けたときの抜けの良さと上質感は、ほかの小型車ではなかなか味わえないところです。
後席とトランク。2ドア4人乗りの実力
スポーツモデルとはいえ、実用面もきちんと見ておきましょう。この車は2ドアの4人乗り。後席は正直広くはなく、アイソフィックスは備わるものの、チャイルドシートの装着はさすがに厳しいところです。とはいえ大人が普通に座るぶんには問題なく、社長いわく「CR-Zよりは広いくらい」。RX-8と比べても、乗り込みやすさに大きな差はない印象だそうです。お子さんがある程度大きくなったご家庭なら、十分に選択肢に入ります。
トランクは、後席を倒してしまえば荷物は普通に積める広さが生まれます。ふだんは2人乗り+大きな荷室、いざというときは4人——そんな使い方がしっくりくる一台です。ドアを開けたときのずっしりとした厚みにも、国産車とはひと味違う作りの良さがにじみます。「割り切って乗る2台目」としても、じつはかなり優秀です。
走ってわかる「骨の太さ」

実際に走らせると、その良さがはっきり分かります。ひとことで言えば「骨が太い」。ボディはガッチリ硬く、それでいて足はしなやか。国産車ではなかなか味わえないしっかり感があります。ハンドルをちょっと切っただけでも、車が素直に反応してくれる。まさにレーシングマシンのような手応えです。
コーナーでのロールはほとんどなし。かといって乗り心地が悪いわけでもなく、意外とゴツゴツしません。スポーツモードとエコモードで性格もガラリと変わり、エコにすればアクセルレスポンスは穏やかに、シフトも一気におとなしくなります。逆にスポーツにすれば、パドルを引くだけで胸のすくような加速。峠道を黙々と走りたくなる、そんな気持ちにさせてくれます。ほどよく小さいボディは都心でも取り回しやすく、窓の縦幅が短いぶん見切りにも独特のクセはありますが、慣れれば気になりません。それでいてミニ本来の重厚感はしっかり残っている。これが200万円ちょっとで買える——男心をくすぐる一台です。
200万円で買える、輸入スポーツという選択
輸入車ですから、もちろんトラブルと無縁ではありません。それでも、ドイツ車ゆずりの造りの良さ、走りの密度は国産車にはない魅力です。マフラーもホイールも手が入り、コンディションも良好。そんな一台が213万5千円で、半年保証と車検たっぷり付きとなれば、輸入スポーツの入り口としてこれ以上ない選択だと思います。
ジョンクーパーワークスは、正直に言ってめちゃくちゃ面白くて、楽しい一台でした。「一台で、高級感も走る喜びも両方ほしい」——そんな欲張りな願いに、しっかり応えてくれます。気になった方は、在庫があるうちにぜひ一度ご相談ください。あなたにちょうどいい「面白い車」を、一緒に探します。