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走りも装備もデザインも。ダイハツ・ムーヴキャンバス(セオリーGターボ)が凄すぎた
「かわいい軽が欲しい」——福島にお住まいのお客様から、そんなご希望で選んだのが、このダイハツ・ムーヴキャンバス(セオリーGターボ)でした。愛'sオーダーメイドは、社長がお客様と直接やり取りをして、ご希望と予算にぴったりの一台を探し出すコーナー。今回はグレードの指名から、実際の装備、走りの印象、そして社長の5段階評価まで、包み隠さずご紹介します。走行はわずか2428km、ほぼ新車の一台。これから中古車を探す方の、リアルな道しるべになるはずです。
指名は「セオリーGターボ」。福島のお客様からのオーダー

今回のお客様は福島県の方。やり取りはLINEで5往復ほどと、じつにあっさりでした。最初にいただいたのが「セオリーGターボというグレードで探してほしい」というピンポイントのご指名です。社長が検索してみると、このグレードは中古市場にほとんど出回っておらず、たまたま条件に合う一台がヒット。いつものようにPDFで車両情報をお送りしたところ、「これいいですね」と、とんとん拍子に話がまとまりました。
購入はご予算の上限だけを決めていただき、その範囲でギリギリ落札という段取り。愛'sオーダーメイドは余計な上乗せをしないのが流儀で、その分お客様のご希望にしっかり応えられます。相場を当てにいくのではなく、お客様が「これで買いたい」と思える一台を、決めた金額の中で真剣に狙う。だからこそ、限られた予算でもコンディションの良い車にたどり着けます。今回はご要望でリアフィルムの施工と希望ナンバーの取得まで対応。中が見えにくいようにという細かなご希望にも応え、オークションで買ったばかりの状態から、お客様仕様に仕上げていきます。来週は新幹線で受け取りに来てくださるとのことで、社長も対面を楽しみにしているそうです。
令和7年2月登録・走行2428km。ほぼ新車という素性

年式は令和7年2月登録。登録から1年ほどの、登録済み未使用車に近い一台です。走行距離は2428kmと、中古車というよりほぼ新車と呼んでいい数字。車両状態も5点満点のA評価で、これ以上を望むのが難しいコンディションでした。
細かいところですが、納車時にガソリンがほぼ満タンで入っていたのもうれしいポイント。こうした一台に出会えたのも、グレードをピンポイントで指名いただき、オークションで根気よく探せたからこそです。新しい年式だけに、愛'sの通常在庫にはなかなか並ばないタイプ。オーダーメイドならではの巡り合わせでした。
写真では紺、実物はかわいい。珍しいボディカラーと内装

まず社長を驚かせたのがボディカラーでした。オークションの写真では紺色に見えていたのに、実物はもっと明るく、やわらかい印象。「かわいくない?この色」と、思わず声が出るほどの好印象です。ムーヴキャンバスといえば白×パステルのツートンが定番ですが、この一色使いのカラーはなかなか珍しいのだとか。白と緑、白とピンクといったツートンはよく見かけるものの、この落ち着いた色合いの一色は街でもあまり被らず、さりげなく個性を出せます。オークション写真の印象と実車の印象がここまで違うのも、現車を見て仕入れる強みが出たところです。
内装も見どころが多い一台でした。シートはデニール(デニム風)柄で、「この椅子、超かわいくない?」と二人が声をそろえるおしゃれさ。ホイールキャップのデザインまで凝っていて、軽とは思えないほどお金がかかって見える仕上がりです。しかも神戸の業者によるコーティング済みで、フロアマットも標準装備。こうした系統の車はオーディオレスやマット無しで売られることも多いなか、ひと通り揃っていたことも決め手のひとつになりました。
このグレードならではの、充実した標準装備

ムーヴキャンバスは登場当初、標準装備が少なめで「あれこれオプションを足さないといけない」と言われていたそうです。ところがこの「セオリーGターボ」は最初からいろいろ付いていて、お得感が高いのが持ち味。お客様がこのグレードを指名した理由も、そのあたりにありそうです。
装備を挙げると、社外ナビ(HDMI・Bluetooth・Wi-Fi接続でのネット動画対応)、ETC、前後ドライブレコーダー、シートヒーター、革巻きステアリング、電動パーキングブレーキ、USB急速充電と、軽とは思えない充実ぶり。さらにこのグレードならではのサイドのメッキモールが、見た目をぐっと上質にしています。日常使いで「あって助かる」ものが最初から揃っているのは、やはり安心です。
保温も保冷もできるドリンクホルダーに、二人で驚き

今回いちばん盛り上がったのが、ドリンクホルダーです。ボタンひとつで保温にも保冷にも切り替えられるという仕掛けで、温かいコーヒーを入れておけば温かいまま、アイスを入れておけば冷たいまま。しかも運転席側だけでなく助手席側にも付いているという念の入りようです。
撮影中に実際に温めて触ってみると、「すごいあったかい!」と社長も国岡さんも思わず笑顔に。「技術的にはそんなに難しくないけれど、これは発想だよね」という言葉が印象的でした。女性ドライバーを意識した細やかな気づかいが、こんなところにも表れています。「今までの車で見たことがない」——二人が声をそろえた、この一台らしい装備でした。
ターボの走りとDCVT。80km/hまであっという間

走り出すと、印象はさらに良い方向へ。ターボの効きが気持ちよく、80km/hあたりまであっという間に伸びていきます。「これはなめちゃいけないね」と社長も驚くほど。見た目のかわいさに反して、走りはビンビンという表現がぴったりでした。
効いているのがDCVTという機構で、巡航時の回転数を低く抑えられるのが特長。高速で100km/h〜120km/hでも、およそ3000回転ほどでこなすため、軽にありがちな「エンジンがうるさくて疲れる」感覚が少ないのです。従来の軽は100km/hを超えるとかなり頑張って走る印象でしたが、このキャンバスはその領域が驚くほど楽。長距離でも気負わず走れそうな余裕が、しっかり伝わってきました。なお試乗では、届いたばかりでハンドルセンターがわずかにズレていることに社長が気づきましたが、納車前にきちんと調整してからお渡しするのが愛's流。「届いたら乗って、気になる部分を直してから乗せる」——この一手間が安心につながります。
実燃費は14〜15km/L。維持のしやすさは文句なし
気になる燃費は、ネット上の実燃費でおよそ14〜15km/L、郊外なら17〜18km/Lという声。撮影時のメーター表示も13.7km/Lで、この数字はほぼ実態どおりと言えそうです。今回のようにフル乗車でアイドリングを多用すると11〜12km/Lまで落ちますが、それでも軽らしい経済性は健在です。
ちなみにアイドリングストップは基本カットで運用とのこと。エアコンの効きやストップ&ゴーの多さを考えると、そのほうが快適な場面も多いという判断です。社長の友人が乗るホンダN-BOXターボも、街乗りで14km/L台という話で、ターボ付きの軽としては十分に優秀な数字。じつはターボ付きとノンターボで燃費が1〜2km/Lしか変わらないため、走りに余裕のあるターボが人気なのだそうです。ターボ付きでも数字上それほど落ちないため、「ターボが人気なのも納得」という話に。走りと経済性のバランスが、この一台のうまいところです。軽なら税金や車検の負担も軽く、日々のランニングコストでじわじわ効いてきます。
広い後席と、考え抜かれた「おきらくボックス」

後席に乗り込むと、開口一番「超広い!」。ムーヴキャンバスはタントのような箱型ではなく、ワーゲンバスを思わせる丸みのあるデザイン。その見た目でこれだけの室内空間を確保しているのは、正直たいしたバランス感覚です。後席を前にスライドさせれば荷室もしっかり使え、ヘッドレストを外せばより低く、荷物を積みやすくなります。
感心したのが「おきらくボックス」という収納。助手席の前と後席側にあり、普段は使わないけれど積んでおきたい物をしまえる引き出し式のスペースです。座ったときに足元で邪魔になりがちな物を、すっと隠しておけるのが便利なところ。ティッシュや車内で使う小物、いざという時の常備品などをまとめておけば、いつでも室内がすっきり保てます。「考えていることが若いね」と社長も感心しきりで、技術者や若い世代の知恵が詰まった一台だと感じさせます。車屋さんらしくない、自由な発想がうれしい装備でした。
遠方のお客様にも選ばれる、オーダーメイドの信頼
今回のように、福島から新幹線で受け取りに来てくださるお客様は珍しくありません。オークション代行の性質上、現金購入の場合は落札前にお預かり金をいただくのが基本です。見ず知らずに近い間柄で、数十万円をまず預けてくださる——これは今のご時世、なかなかできないことだと社長は言います。
それでも全国から声がかかるのは、動画を通じて社長の人柄や仕事ぶりが伝わっているから。今回のお客様も「動画を撮ってください」がご要望のひとつでした。愛車選びの過程が思い出として残るのも、このコーナーの魅力。安さを売りにするのではなく、きちんとした仕事で適正な価格をいただく——その姿勢が、遠くのお客様との信頼につながっています。
社長の5段階評価は17.5点。初めての「維持5点」
恒例の5段階評価は、デザイン・個性4.5点/走り・乗り味4点/装備・使い勝手4点/維持のしやすさ5点。合計は17.5点という高得点になりました。とくに維持の項目は、このコーナーで初めての満点5点。「リッター13km/L台で、軽自動車。これより維持しやすい車はなかなかない」というのが理由です。
合計17.5点は、これまで評価してきた高級SUVのレクサスRXと並ぶ数字。軽自動車がこの土俵で肩を並べること自体が異例で、「まさか軽で」と社長本人も意外そうでした。乗り心地も良く、長距離でも疲れにくそうで、遠出のお供にも十分こなせそうだと感じました。正直な驚きが、そのまま点数に表れた回でした。ふだんは愛'sの在庫に並ばないタイプだけに、オーダーメイドだからこそ出会えた一台で、社長自身が新しい魅力を知った、という締めくくりです。
こんな方にこそ、おすすめしたい一台
このムーヴキャンバスがぴったりくるのは、かわいいデザインの軽を探している方、とくに女性ドライバーです。丸みのある個性的なルックスに、ターボの気持ちいい走り、そして保温保冷ドリンクホルダーのような細やかな気づかい。実用一辺倒ではなく、乗るたびに気分が上がる——そんな一台を探している方に響くはずです。同じ軽でもホンダN-BOXとはまた少し方向性の違う、感性で選びたくなる一台です。
これだけ走って快適なら、あえて普通車を選ぶ理由が見当たらない——試乗を終えた社長からは、そんな言葉も出ました。今は一人一台の時代で、ご家庭にメインの大きな車があり、各自が軽を持つというスタイルも増えています。買い物先の軽専用スペースや立体駐車場でも小回りが利き、日常の使い勝手はやはり軽に分があります。その中でも、走りと個性を両立したこのキャンバスは、有力な選択肢になるはずです。
そして今回のように、グレードのご指名やご予算に合わせて、社長が一台を探し出す。それが愛'sオーダーメイドの役目です。「こんな車が欲しい」というイメージがあれば、遠方の方でも大丈夫。気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたにちょうどいい理想の一台を、社長と一緒に見つけていきましょう。