MEDIA / くに社長のYouTube
ホンダ最高峰セダン「レジェンド」が83万円!SH-AWD搭載の3.7L V6を下取り車レビュー
「高級車が、たった83万円で乗れる」——そう聞いて、思わず二度見してしまいました。今回くに社長がレビューするのは、ホンダの最高峰セダン「レジェンド」です。それも、平成24年式の3.7リッターV6にSH-AWDを積んだ、通好みのKB2型。新車当時はゆうに500万円クラスだった一台が、どうしてこの値段になるのか。実はこのレジェンド、お客様からの下取りで入ってきた一台なのです。数字も装備も走りも、包み隠さずご紹介します。中古車選びの参考に、ぜひ最後までお付き合いください。
ホンダの最高峰セダン、レジェンドという選択

レジェンドは、ホンダがフラッグシップとして送り出してきたラージセダンです。今回の個体は平成24年(2012年)式のKB2型。型式が示すとおり、3.5リッターだった先代から3.7リッターV6へと排気量を上げたモデルになります。
そして最大の特徴が、ホンダ自慢の四輪駆動システム「SH-AWD」を搭載していること。ただの4駆ではありません。ハンドルを切り増していくと左右のトルク配分が変化するという、じつに凝った仕組みです。社長いわく「外側にいっぱいトルクをかけて、アンダー知らず」。かつてベストモータリングでも取り上げられた、まさにホンダの技術の結晶です。あのアメリカ生まれのNSXにも受け継がれた由緒あるシステムで、今となっては生産終了。二度と新車では手に入らない味わいです。
3.7リッターのV6という、今の時代からするとあえて逆行するような大排気量。だからこそ味わえる世界がある、というのが今回のテーマです。
平成24年式・走行10万8000km。素性はこんな一台

走行距離は10万8000キロ台。メーターの実測は107,687kmでした。「10万キロ超え」と聞くと身構える方もいるかもしれませんが、大排気量のV6にとってはまだまだこれから、という距離感です。
うれしいのは車検。令和9年3月まで、1年9カ月ほどたっぷり残っています。買ってすぐに車検費用がのしかかる心配がないのは、地味ですが大きな安心材料です。
足元は18インチホイール。おそらく純正サイズですが、この車はPCDが120という少し特殊な設定で、輸出用の外車やドイツ車向けのホイールでないと履けないのだそう。タイヤはミシュランの2021年製で、山もたっぷり残っていました。前のオーナーさんが、きちんとしたメーカーのタイヤを選んでいた——こういうところに、車への愛情がにじみ出るものです。
車検・保証付きで83万円。元値500万円のセダンが

さて、いちばん気になるお値段です。この一台、エンジン・ミッションの1年間保証付きで83万円を予定しているとのこと。社長が口にした瞬間、思わず「83万円?」と聞き返してしまいました。
なにしろ新車当時の元値は、ゆうに500万円はしたクラスのセダンです。それが10年余りで83万円。しかも走行や整備の素性がはっきりしていて、保証まで付く。「高級車を、手の届く値段で」という愛's Countryらしい一台と言えます。
この個体は、YouTubeを見て社長から車を買いたいと連絡をくださったお客様の下取り車。レクサスのHSへ乗り換える際に、うちで引き取らせていただいたものです。ちなみにそのお客様、なんと10台目の乗り換えで初めてハイブリッドを選び、燃費の良さに驚いていたのだとか。前のオーナーさんがとても丁寧に乗ってきたのが、車全体からしっかり伝わってきました。オイル交換もマメに記録されていて、性格が出るなあ、と社長も感心しきりです。
ラージセダンの余裕。広い室内とパワーバックドア

ボディはいわゆるラージセダン。とにかく大きく、堂々としています。後ろ姿はあえて車種を主張しすぎない、車好きでも「これ何だっけ?」となる控えめなたたずまい。そこがまた通好みで、社長も「この車種不明な感じが好きだ」と楽しそうでした。
装備面でうれしいのがパワーバックドア。ボタンひとつでスッと開くこの手軽さは、一度使うと戻れません。トランクはハイブリッドのようにモーターを積んでいない分、とにかく広いのが魅力。ゴルフバッグなら4人分は軽く積めそうな余裕で、家族の旅行から趣味の道具まで、たっぷり飲み込んでくれます。
後席も至って快適。リアにもヒーターが備わり、広さは申し分ありません。4駆ゆえに中央のトンネルがある点だけは、真ん中に座る方が少し気になるかもしれませんが、大人がゆったりくつろげる後席の余裕は、さすが最高峰セダンです。
古き良き内装。ジョイスティックで操るインターナビ

内装に目を移すと、時代を感じる作りが逆に新鮮でした。ホンダ純正のインターナビが備わりますが、今どきのタッチパネルではなく、下のジョイスティックで操作するタイプ。平成24年という年式らしい、少し前のプレミアムの雰囲気です。
スイッチの数もなかなかのもの。エアコン、オーディオと機能ごとにボタンが並び、社長も「多くない?」と思わず笑うほど。デジタルにすべて集約された最近の車とは対照的で、物理スイッチをカチカチ操作する満足感があります。
シートは本革、スマートキーも完備。レーダークルーズこそ付いていませんが、この年式のフラッグシップらしい装備はしっかりそろっています。レクサスGSあたりとはまた違う、ホンダならではの少し武骨で真面目な世界観が、車内のあちこちに感じられました。
走ればわかる本気。SH-AWDとV6が魅せる味わい
そして、いよいよ走りです。エンジンをかけた瞬間のJ型セルモーターの音に、社長は昔乗っていたエリシオンのプレステージを思い出したそう。最近の車にはない、どこか懐かしくワクワクする始まり方です。
走り出せば、印象は一変します。「ドロドロっとした感じで、速い」。大排気量のプレミアムセダンらしく、踏めばしっかり応えてくれます。足まわりも硬めで、ハイブリッド車とは明らかに毛色が違う。スポーツカーの匂いがする、というのが社長の表現でした。
ミッションは8速オートマ。KB2には前期の6速と後期の8速があり、この個体は前オーナーがわざわざ8速を探して選んだ後期型です。ふだんのDレンジはいたって普通ですが、Sレンジに入れると化けるとのこと。パドルシフトの反応も良好で、8速までしっかり使い切るには110〜120kmほしくなる、そんな伸びやかさも持ち合わせています。
燃料はハイオク。3.7リッターという排気量ながら、前オーナーの記録ではリッター7km台を走っていたそうで、運転が上手な方だったのだろうと社長も感心。大排気量のガソリンV6ならではの、出だしの少し重たい感じ。それを社長は「エモい」と表現していました。効率一辺倒では味わえない、ガソリン車らしい手応えが、この一台にはたっぷり詰まっています。
下取り車レビューだからこそ見える、リアルな一台
レジェンドは、そもそも中古市場での玉数がとても少ない一台です。人気のミニバンやSUVと違い、狙って探してもなかなか出会えません。だからこそ、こうして車検も保証も付いた状態の良い個体が、手ごろな値段でぽっと出てくるのは、そうそうない貴重な機会と言えます。欲しいと思ったときに在庫があるとは限らない——それがレジェンドのような車の宿命でもあります。
愛's Countryのレビューでは、店頭に並ぶ商品車だけでなく、今回のような下取り車のリアルな姿もありのままにお見せしています。前のオーナーがどう乗ってきたか、どこに手が入っているか——中古車選びで本当に大切なのは、実はそこです。
中古車業界には、残念ながらトラブルの話も少なくありません。だからこそ社長は「顔を出して、逃げも隠れもしない」と、こうした動画をコツコツ続けています。信用第一で一台ずつ丁寧に——それが愛's Countryの姿勢です。
「高級セダンに、手の届く値段で乗ってみたい」。そんな夢を、レジェンドは現実にしてくれます。気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたにちょうどいい一台を、一緒に探します。